ISOのマネジメントシステム規格の種類

皆さんはISO 規格 といえば何を思い浮かべるでしょうか。ビジネス分野においてISO規格といえばマネジメントシステム規格をイメージされる方が多いのではないでしょうか。しかしISOのマネジメントシステム規格とひとくくりに言っても様々な種類のものがあるのです。
今回は、ISOのマネジメントシステム規格にはどのような種類があるのかということについて解説していきたいと思います。
ISO規格とは
ISO規格とは、国際標準化機構であるISOが発行した規格のことを指します。その数は2万を超えており、私達の身近な生活の中にもISO規格というものが存在しています。ーー例えば、日付の表記方法や非常口マークなどはISO規格であります。
これらの規格は、「世界で共通であったもののほうが都合良いもの」であるためISOによって規格化されています。ーー例えば非常口のマークが各国によって異なっていては、旅行中に非常事態に苛まれたときにどこが非常口なのかわからなくなってしまうかもしれませんよね? こういった理由からISOは世界のスタンダードとなるものを策定していっているのです。
これはマネジメントシステムにおいても同じことが言えます。例えば品質マネジメントシステムの規格であるISO9001 は「こういうマネジメントシステムを構築したほうが品質の高い製品ができる」という一つのフレームワークのようなものなのです。
もちろん、ISOのマネジメントシステム規格がどのような場合においても最適であるとは限りません。組織の人員や状況によっては、ISO規格を導入しないほうがうまく組織を運営していけることもあるでしょう。しかし多くの企業や組織では「個人に依存したマネジメントシステム」を構築してしまいがちであり、こういった標準化された規格に則ってマネジメントシステムを構築することは多いに役に立ちます。

ISOマネジメントシステム規格の種類
さて、ではISOマネジメントシステム規格にはどのようなものがあるのでしょうか?以下では、代表的なマネジメントシステム規格をご紹介していきたいと思います。
ISO9001
ISO9001は品質マネジメントシステムの規格で、規格は顧客満足を最終目的として製品やサービスの品質を高めるマネジメントシステムを構築するための枠組みとなっています。ISO9001は世界で最も取得されているマネジメントシステム認証 です。
「品質」という言葉を聞くと、製造業に限った話のように思えてしまいますが、ISO9001はどのような業種であっても認証を取得することが可能です。
ISO14001
ISO14001は環境マネジメントシステム認証です。企業が生産や営業活動の中で環境に与える影響を低減するための規格であり、ISO9001とセットで認証を取得する企業が多いです。
ISO27001
ISO27001は情報セキュリティマネジメントシステムに関する規格で、企業が保有する情報資産をサイバー攻撃や漏洩から守るマネジメントシステムを構築することが可能になります。
ISO22000
ISO22000は食品安全マネジメントシステム規格であり、すべての食品関連事業者を対象とした規格です。世界中で採用されている食品安全衛生管理手法であるHACCPを取り入れ、ISO9001の要素を持っています。
ISO22301
ISO22301は事業継続に関するマネジメントシステム規格です。災害などのリスクに企業が効率的に対応するための枠組みを提供しています。
ISO13485
ISO13485は医療機器の製造や販売を行う事業者を対象とした品質マネジメントシステムに関する規格です。ISOではこういった産業別の規格も数多く設けられています。
ISO認証を取得する意義
ISOのマネジメントシステムは、認証を取得することで様々なメリットを得ることができます。もちろん、冒頭でも述べたようにすべてのケースにおいてISO規格こそが正解というわけではありません。しかし、ISOのマネジメントシステム規格は非常によく考えられて策定されたものであり、このフレームワークに従ってマネジメントシステムを構築することで「人に依存したマネジメント体制からの脱却」「認証取得による外部の信用力の向上」「継続的かつシステマチックな組織運用」などといったメリットを得ることができます。

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