よくあるご質問 - 審査・監査に関する質問
よくあるご質問一覧
- ISOのマネジメントシステム認証審査で不適合となったらどうなるの?
ISOの審査の結果不適合となった場合は是正処置を言い渡されます。マネジメントシステムの中で問題があるとされる原因を追求し、その根本的な修正を行います。この修正の結果ズレが生じると、マネジメントシステムの抜本的な見直しをするケースもあります。
- ISOの審査ではどのような時に不適合になるの?
ISOのマネジメントシステム認証は、規格の要求事項を満たすことで取得することができますが、不適合となる場合、大きく分けて2つのパターンがあります。
- マネジメントシステムが規格の要求事項を満たしていない場合
- マネジメントシステムが有効な状態でない場合
主に有効でない状態というのは、マネジメントシステムのPDCAサイクルが維持できていない状態のことを指します。規格に適合しているかだけでなく、運用していくことで継続的改善が見込めるかという点にも着目して内部監査を行いましょう。
- 審査機関ごとに審査費用が違うのはなんで?
審査工数という、事業内容や規模によって審査を行う時間や人数は国際的に決められていますが、工数あたりの費用はそれぞれの審査機関で自由に設定することができるためです。
- サーベイランス審査を受けなかったらどうなるの?
規格不適合によってISOの認証を維持することができなくなります。
- 更新審査を受けなかったらどうなるの?
更新審査を受けなかった場合、認証の有効期限が切れるため認証を利用することができなくなります。
- ISOの審査にはどんなものがある?
ISOの審査には、認証取得時に実施する取得審査以外にも、1年に1回~2回行うサーベイランス審査(維持審査)、3年に1回認証を更新する際に実施する更新審査があります。
- 審査してもらう認証機関はどこでも同じ?
認証機関ごとに得意とする規格や業種が異なりますし、審査費用やサーベイランス審査の頻度も異なります。審査費用が高ければ更新審査の費用やサーベイランス審査費用も高くなりますし、業界に精通した認証機関を選択しなければ、トンチンカンな審査結果を言い渡されることもあるため、審査機関(認証機関)は慎重に選ぶことが望ましいでしょう。
- 認証機関と認定機関の違いって何?
認証機関はISOの認証を取得しようとする組織を審査し、マネジメントシステムが規格に合致しているかどうかということを審査し、登録する機関です。認定機関はその認証機関が国際的な基準を遵守して審査を行うことができる力量があるか、公平性や透明性を維持しているかということを評価し、認証機関として認定する機関です。
- マネジメントシステムの有効性はどのように計測するのが良い?
有効性とは、そのルールが組織の役に立っているのかということです。例えば、社内文書でも必ず紙だしして押印というルールがあったとして、基本的に従業員が外回りしている場合、役に立っていないルールということができるでしょう。有効性を改善するために、社内文書はグループウェア上でやり取りすることにすれば、改善されたと言えるでしょう。
- 規格適合性ってどういうこと?
構築したマネジメントシステムが、規格の要求すること(要求事項)を満たしていることを保証することです。
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