ISO取得から更新の流れ

ISO取得から更新の流れ

ISOを新規取得する

一次審査

第一段階審査では、マニュアルなどの文書が要求事項に適合しているか審査します。文書審査と呼ばれることもあります。

二次審査

第二段階審査では、マニュアルなどの文書どおりに運用がされているか、実態はどうかの現地審査をします。
不適合なしで第二段階審査が完了すればISO認証となります。不適合がある場合は、2週間~1ヶ月程度の審査機関が定める期限内に是正処置を完了することでISO認証となります。

認定証発行・ロゴ使用

審査でISO規格への適合が認められるとISO認証の取得となります。
認定機関と審査機関のロゴが入った認定証が審査機関から送られてきます。またサイトや名刺にロゴの使用ができるようになります。ロゴは審査機関からダウンロードでき、使用ルールは審査機関毎に異なるので注意しましょう。

ISOを継続・更新する

維持審査(サーベイランス審査・継続審査)

ISOの有効期限は3年間ですが、初回認証の1年後、2年後にこれらの審査を受ける必要があります。3年の有効期限を更新したあとも同様のタイミングで審査を受ける必要があります。

更新審査(再認証審査)

ISOの有効期限である3年が過ぎる前に有効期限を延長するために受ける必要がある審査です。過去3年間すべての運用をサンプリングで審査されるため、維持審査と比較して時間も費用も多くかかることが一般的です。

その他の審査

通常の審査とは別、もしくは同じタイミングで実施される審査もあります。ISOの規格改訂が行われた際の移行審査や、事業拡大、拠点が増えるなどで適用範囲が拡大する際の拡大審査などがあります。有効期限にもよるため、一概には言えませんが、通常の審査と同じタイミングで実施する方が工数は少なく抑えられる可能性があります。