建築業がISO14001を取得した後にできる目標設定

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ISOプロ担当者

最終更新日:2018年10月29日

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ISO14001を取得すると、環境マネジメントなので、会社としては環境問題に取り組んでいかないとなりません。それは日々の業務の中で目標を設定し、それに向かって取り組むことになります。もちろん目標としては、ISO14001にそったものでなければなりません。それではどのような目標を設定すればいいのでしょうか?

工事の手戻りや工期遅れを減らす

ISO14001での目標設定をする場合は、環境ということで、何も難しく考える必要はありません。簡単に言えば、省エネを考え、如何にコストダウンをするか、無駄を出さないかについて考えると良いです。ただ設定するにしても、省エネとコストダウンということは別に考えず、1つの枠組みの中でルールを作っていく事です。日々の業務にプラスして実践していこうとすると、どうしても社内のルールにプラスアルファすることが多く、負担が余計に増えて実現しにくくなります。無理のない業務の中での設定とすれば、実現しやすく達成もしやすいです。

そのような意味では、まずは工事の手戻りや工期遅れを減らすというのも、1つの目標となります。工事の手戻りや工期遅れがあるということは、それだけ通常通りに進めば使わなかった資源やエネルギーを使用することになります。遅れずに通常の納期で進めるだけでも、ISO14001にそった目標となるのです。

無駄な資源エネルギーを使用しない

目標を立てるなら、国際規格であり何かと大事に考えてしまいがちです。しかし規格で求められていることは、環境問題に取り組み、無駄を出さないような業務システムにしていくということであり、そこでルールを作り目標を立てることで、何をすべきかが明確になります。

企業内での資源やエネルギーというと、日々使う電気であり、コピー用紙などの紙であり、車などでのガソリンとなります。無駄な資源やエネルギーを使用しないということは、これらを出来るだけ無駄に使用しないようにしていくということになり、そのための目標を設定していきます。

たとえば、電気であれば夜間は人がいなければ消しておく、コピー用紙であれば両面印刷して多く使えるようにする、などのことがあります。これは目標の中での過程となりますので、月間でどれぐらいまで無駄を省いていくかを、具体的に決めて、そのためには何をするかを業務の中で決めていくと良いでしょう。

無駄な廃棄物を排出しない

建築業では、廃棄物は特に多く出てくる業種でしょう。不法投棄も多く、そのために廃棄物処理法も出来ました。特にISO14001を取得すると、建築業界であれば、廃棄物対策は重要となります。日々の業務の中で目標を立てていくのと同時に、ISO14001も毎年認証機関によって、設定通り行なわれているか見直しがされるので、とても重要な事柄です。

無駄な廃棄物を出さなくするには、事故件数を減らすことを設定にすべきです。現場で事故が起きれば、現場の資材などが無駄になることもあり、廃棄物が余計に出てしまいます。それを防ぐためにも、事故を少なくしていく努力は必要となります。

また、それと同時に廃棄物の処理法も、正しく行なわれている必要があります。いくら廃棄物を少なくしても、出た分を不法投棄しては意味がありません。特に以下の項目については重要です。

・廃棄物置き場は明確になっているか
・廃棄物の処理のためのマニフェストは管理しているか
・産廃業者と契約はしているか
・最終処分場を確認しているか

ただ、このようなISO14001に関しての取得して目標を設定したとしても、経営のトップのみがその内容を把握しているだけではいけません。全社員で内容を理解し共有していくことが大切であり、全社員が内容を理解するからこそ達成も可能となります。一部の人間が把握しているだけでは不十分と言えます。

やはり日々の業務もありますので、日常的に意識のすりあわせ、システムを再度確認するなど、定期的な確認も必要となってきます。そのような中で会社が、そして社員が達成できるような目標を設定していくと良いでしょう。いくらISO14001のためとは言っても、無理難題や出来そうもないこと、不可能なことを目標にしても、それこそが無駄となってしまうのです。目標設定は、適切に行なうためにも、現状のデータから割り出すと、達成できる目標を設定しやすいです。全社員で目標達成を目指せば、モチベーションアップにもなるでしょう。

ISO14001で建築業として目標にすべきことは、工事の手戻りや工期遅れを減らす、無駄な資源エネルギーを使用しない、無駄な廃棄物を排出しないという3つが大きな軸になります。特に建築業では、これらの資源エネルギーや廃棄物は特に多く出るような業種なので、目標に取り組むと効果的に削減が出来ます。目標を立てるときは、省エネとコストダウンの2つについて考えれば良く、難しく考える必要はありません。それは環境問題への取り組みともなっていきます。

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ISO14001規格の「適用範囲」とは?

2017年07月17日

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