HACCPシステム構築の手順 第8講座 検証プランの実施

著者:清水正敏
投稿日:
更新日:2020年06月23日

検証プランの実施

検証プランの実施においては、検証の目的、方法、頻度及び責任を規定し、検証の目的、方法、頻度及び責任を文書化します。
検証プランの実施では、システムを一定期間運用して、構築したHACCPシステムが決められた通りに実施されて有効で、食品安全を担保できているのか、運用の全てを検証しなければなりません。
検証プランの実施で下記の5項目について検証します。

  • a) PRPが実施されているか。
  • b) ハザード分析へのインプットが継続的に更新されているか。
  • c) オペレーションPRP及びHACCPプランの要素が実施され、また効果的であるか。
  • d) ハザードレベルが、明確にされた許容水準内にあるか。
  • e) 組織が要求しているその他の手順が実施され、効果的であるか。

検証の記録は文書にして、食品安全チームの分析のためのデータとして提供されます。

この検証プランの実施は食品安全システムの有効性 と改善のために重要なことです。しかしながらISO22000の内部監査とは違い、検証は現場の食品安全システムだけを対象として規定文書に従って運用しているかがポイントですが、内部監査の対象は組織のシステム全般わたり、組織の役割を果たしているかという点も関連してくるところです。

⑪検証プラン 実施 結果 対策書

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この記事の著者情報
清水正敏 ( シニア クオリティ & フードセーフティ プロフェッショナル )
シニアクオリティ&フードセーフティプロフェッショナルとして、健康食品や茸生産、パスタ、味噌、加工フルーツ、大量調理、水産加工、食品パック、チーズ、洋和菓子、畜肉、漬物、中卸、容器包装などの食品関連施設にてFSMS(食品安全マネジメントシステム)の構築指導を担当。また、QMS(品質管理システム)の審査員としても活動しており、食品に対するQMS構築指導にも従事。コンサルタント及び研修講師、審査員を勤める傍ら、取材・文筆など多方面で活躍。主な著書は『竹輪の頭はどっち?!』(メタブレーン)『ISO 審査革命』(オンブック)など。

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