• ISO9001はランニングコストがかかる
  • 認証取得から3年後には更新審査を、1年毎に維持審査がある
  • 業種や企業規模によって料金は大きく変わる

ISO9001 は取得して終わりではなく、取得後も3年に1度の更新審査や1年毎の維持審査などの審査費用に加え、各審査の準備に費やす時間などが発生します。金額としては企業規模や業種によって異なりますが、目安としては30万~100万円をISO審査機関に支払うことになります。また、取得したISO9001をコンサルタントに運用をおまかせすることも可能で、自社のISO担当者が各審査に向けて準備を行う余裕がない場合にはコンサルタントを利用することも考えましょう。

この記事ではISO9001継続にかかる費用やコンサルタント利用料金について解説いたします。

ISO9001にはランニングコストもかかる

ISOには継続するための費用…つまりランニングコストもかかります。認証取得しても有効なのは3年間という決まりがあるからです。認証取得から3年後には、更新審査を受ける必要があります。

また、更新審査とは別に1年毎に維持審査もあります。つまり、毎年ランニングコストがかかるということです。では、更新審査ならびに維持審査にどれだけのお金がかかるかを紹介しましょう。

更新審査、維持審査の費用

登録時の審査費用が企業の規模によって大きく変わったように、更新審査と維持審査の料金も企業規模によって変化します。
目安として、維持審査は認証登録時の約6~7割、更新審査は登録時の約8割の料金が発生すると考えておけば良いでしょう。業種や企業規模により大きく異なりますので、あくまで目安と考えてください。

ISOは取得だけでなく維持・継続にも費用がかかる

ISO 9001(品質)は取得するだけでなく、継続するためにも結構なお金が必要になるのです。

通常のランニングコストとは別に、認証取得をした後にコンサルに相談や、企業の実態に即していないルールのため、担当者の負担が大きくなり本業の機会損失が発生することがあります。これは取得時に、同業他社の真似をしただけなど、自社に合ったルール構築をしなかったパターンです。
社内のリソースのみでISOの構築・運用ができるのか?その際に発生するコスト(費用・時間など)はどの程度か?これらを経営者は把握しておく必要があります。これらのことを把握せず、コンサルに依頼すると費用がかかるから、自社で運用すると判断するのはやめておいた方が良いかもしれません。

ISO審査機関に支払う費用は?

コンサルを利用する・しないは自由ですが、審査機関には必ず審査費用を払わなければなりません。この費用は企業の規模によって、大きく異なります。審査しなければならない箇所が多ければ、その分多くお金がかかるということです。

目安としては、最低限の規模でも30〜100万円の料金です。それなりに大きな金額がかかってしまうことは、覚悟した方が良いでしょう。

内訳は大きく分けて、以下の4つががそれぞれ含まれます。

  • ISO9001(品質)認証登録料
  • 文書審査料
  • 実地審査料
  • 審査員の交通費用と宿泊費用

企業の規模によっては審査に数日かかることも珍しくありません。ですから、審査機関に最初に見積もりを依頼し概算料金を出してもらうべきです。審査機関に依頼をすれば、どの程度のお金がかかるのか見積もりを出してもらえます。

コンサルを利用するか否か?

ISO9001(品質)に限らずISOを取得するためにコンサルを利用する企業は少なくありません。企業単体の地力では国際規格をクリアするのが困難な場合が多いからです。大きな原因の1つとして、国際規格クリアに必要な条件が、日本ではJIS規格で書かれていることです。JIS規格を読んでみると、専門用語が多く盛り込まれており全く知識のない人が読むと暗号のように感じてしまいます。

JIS規格が読めてISOにも詳しい人材を確保するのが困難

ISOの国際規格には、噛み砕いて説明してもらって初めて理解できることも多いので、少なくとも内容を理解できるまではコンサルを利用する企業が殆どです。ISOに詳しい社員が1人でもいれば状況は変わりますので、コンサルをどのように利用するか否かは企業によるでしょう。

もちろん取得完了するまでコンサルを利用すればその分の料金は加算されますので、できれば自分達でなんとかしたいのですが、どうしてもコンサルの力を頼る企業が多いようです。

ISO取得のためのコンサル料金相場は?

では、コンサル料金について説明しましょう。コンサルの利用法は大きく分けて2つです。「求められている規格の詳細を教えてもらうまで」と「規格取得まで全てをお願いする」の2つですが、当然後者の方がより大きな金額がかかります。

求められている規格の詳細を教えてもらう場合

まずは、前者の「求められている規格の詳細を教えてもらうまでコンサルに依頼する」から説明しましょう。
一般的には、コンサル会社やISO審査機関が「ISO9001規格解釈講座」「ISO9001規格研修」のようなものを開催していますので、それに参加する形です。
企業から何人参加するのかによりますが、目安として参加者1人につき数万円程度の料金がかかります。

また、自らの企業に直接来てもらって、研修をしてもらう手段もあります。すると、大勢でコンサルから話を聞けますのでより理解は深まるでしょう。
この場合、10万円程度の費用となります。

規格取得まで全てをお願いする場合

後者の「規格取得まで全てをお願いする」の場合、当然前者よりも多額の料金が発生します。企業の規模により多少金額は前後しますが、100万円代後半から200万円前半程度が相場です。

まとめ

ISOの認定 機関は1つではありません。特にISO9001(品質)は企業側の需要も高いため、多くの認証機関やコンサルが参入しています。
認証機関やコンサルによって料金も大きく変わりますので、必ず複数の機関に審査見積もり依頼、複数のコンサルに支援サポート料金の見積り依頼した方が良いです。

そして納得がいく条件(内部監査実施など)で、ISO9001を認証してもらうようにしましょう。
途中で審査 認定機関 やコンサルを変更するのは、あまりお勧めできませんので、スタート段階で長く付き合っていけるパートナーを見つけるのが重要です。

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