ISOマネジメントシステム 認証 を取得するためには、 規格要求事項を満たしたマネジメントシステムを構築する必要があります。その過程では新たに文書を作成したり、規格要求事項を満たすための追加業務が発生したりするため、「ISOって本当に必要なの?」と現場は考えてしまいがちです。

では、ISOの認証を取得する意義とは、わざわざISO規格にしたがってマネジメントシステムを構築する意義とは何なのでしょうか?今回は、ISOの必要性について解説していきたいと思います。

ISOの必要性とは

ISOのマネジメントシステム規格は、特に中小企業において非常に有用なツールになります。中小企業は予算の関係で経営に関するツールはそれほど多く使えません。経営コンサルタントの利用も検討できる企業は少ないのではないでしょうか。

ISOのマネジメントシステム規格はいわば有効なマネジメントシステムを構築するためのガイドラインのようなものです。認証取得のための審査さえ実施しなければ、無料で利用することができるマネジメントシステム構築のための手引きだと思えば良いでしょう。そして、そのマネジメントシステム規格は世界中で支持されており、日本だけでなく成長著しい中国企業や世界一の経済大国であるアメリカの企業も認証を取得しています。

このことからも、ISO規格がマネジメントシステム構築のために有用なものであることはお分かりいただけると思います。

ISO無しでマネジメントシステムの構築もできるが…

もちろん、ISOの規格通りにマネジメントシステムを構築する必要はありません。ただ、多くのビジネスシーンではこういった枠組みをわざわざ利用しないという選択を取ることはあまり合理的ではありません。

例えばIT分野では、様々なプログラミング言語を活用しますがこのプログラミング言語にはそれぞれ「フレームワーク」と呼ばれるものがあります。フレームワークとはある特定のシステムを構築するにあたって、その開発作業を簡素化することができるもので、現在世の中に出回っているITシステムの多くはこのフレームワークを利用して構築されています。なぜなら、開発にかかる工数を削減することができたり、後から保守作業を行うときに管理が容易になったりするためです。

このプログラミングという分野におけるフレームワークは、経営分野におけるISOマネジメントシステム規格とよく似ています。もちろん、独自にマネジメントシステムを開発したほうが良い場合もあるかと思いますが、その開発にかかる時間や労力、人材やスキルをかき集めるよりも、ISO9001という世界中で評価されている枠組みを活用するほうがよほど合理的であるといえるのです。

ISOのMS認証規格の偏見を払拭することが大事

ISOのマネジメントシステム認証を取得するためには、要求事項を満たす必要がありますが、こういった認証の仕組みから「画一化された、堅苦しいマネジメントシステムができてしまうのではないか」という懸念から負のイメージを持っている方も多いと思います。

しかし、実際に規格を読み解いていくと、ISOのマネジメントシステム認証は非常に自由度が高く、しっかりと規格を理解すればどのような組織であっても有効なマネジメントシステムを構築するために十分役にたちます。ただし、規格の本来意図するマネジメントシステムについて理解しないまま構築を進めてしまうと、全体的なマネジメントシステムの流れを理解できずに「重たいISO」となってしまう可能性が高くなります。

ISOの要求事項というのは、「審査のために必要なもの」なのではなく、「有効なマネジメントシステムを構築するために必要なもの」なのです。これを理解してマネジメントシステムの構築に臨めば、必ず有効なマネジメントシステムを構築することができるはずなのです。

まとめ

今回は、ISOのマネジメントシステム認証規格の必要性について解説してきました。ISOは一昔前の印象が残っている人からすれば「重たい運用」や「経営のお荷物」という負のイメージがあるかもしれませんが、今はISOも改訂されて変わっているのです。現在のISOは事業規模問わず有効なマネジメントシステムを構築するために非常に有用なツールです。ISOは必要とされているから続いているということを理解しておきましょう。

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