重要管理点(Critical Control Point)とは、食品衛生管理手法であるHACCPにおいて、危害要因(Hazard)を除去・低減するために不可欠であると定められた管理点(Control Point)である。省略してCCP と呼ばれることもある。
例えば、食中毒リスクを低減させるためには、
- 作業者は手をアルコール消毒する
- 90℃以上の熱湯で3分以上加熱する
- 作業場の清潔を保つ
- 雑菌が混入しないように廃棄場と作業場を遠ざける
といった管理点が必要であると考えられるが、この中でも特に「90℃以上の熱湯で3分以上加熱する」というものが重要であるとすれば、それが重要管理点となる。
HACCPではこの重要管理点を適切に運用することが求められる。
こんな方に読んでほしい