土木建築会社でよくあるISO9001の取得目的

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この記事は2017年9月21日に更新されました。

ISO9001(品質マネジメントシステム)は、決して規格を認証することが義務づけられている存在でもありません。認証取得していなくても事業経営は可能ですし、そのための作業に要する時間やエネルギーを抑えられ、効率的ですらあります。

ところが、にもかかわらず多くの土木建築会社ではISO9001(品質マネジメントシステム)規格を認証取得し、運用の検討を現実的におこなっています。

これには、いったいどういった目的があるのか、詳しくご説明致します。

顧客満足の向上のため

ISO9001は、世界規格基準の品質マネジメントシステムです。認証取得していることにより、国内で製造される製品や技術、サービスなどを世界展開しやすくなります。

グローバル化が進む昨今、日本の技術力への注目が高い風潮もあるため、認証取得していることには大きなメリットがございます。だからといって国内展開しか予定していない会社組織は認証取得する理由がないのかといえば、決してそうでもありません。

そのため、国内を中心に展開する経営企業でも「ISO9001認証取得」を謳う企業は多く、「顧客満足向上」という目的に繋げられます。

ISO9001は品質マネジメントのための規格ですが、最終的に行き着く場所は顧客満足であり、その意識が組織全体での共有、且つシステムが構築されていなければ、ISOは効果的に機能しないものです。

ISO9001(品質マネジメントシステム)を導入すれば、技術、サービスの品質向上はもとより、人材、組織における質も向上や安定が図れます。マニュアル構築や文書の見直しなどにより、作業はより正確・スピーディーとなり、少ないミスのもと、効率的な顧客への提供が可能となります。

品質と満足度を高める、顧客あってこその会社において、大きなメリットとなってくれます。

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第三者への信頼性の向上のため

認証取得という肩書きは、顧客や第三者が業者を選ぶ上での指標ともなります。「世界的にも認められている規格に適合している企業」という事実は、ISO規格認証を知らない方、さらには土木建築の世界を知らない人にも信頼を訴えられます。

そうした理由からISO9001(品質マネジメントシステム)を、信頼性向上のために認証取得する企業が多く見られます。

第三者からの信頼性が上がるということには、多くのメリットが期待でき、好感度が高まることです。

一般の人がわざわざ社名を見て、それについて熱く何かを感じたりすることは、ほとんどないでしょう。ところが、ISO9001(品質マネジメントシステム)の規格認証を受けていることが明示されていれば、世界的規格にも認められた会社組織、信頼できる会社として、少なからず心に残るかもしれません。

また、ISO9001認証の一文が「ない会社ではない」こともメリットです。近年多くの土木建築会社が認証取得している中で、とある会社はそうでない状況にて、首をかしげる結果となってしまいます。

好感の向上、もしくは下がりにくいといった状況を生み出し、世間体が良い会社とも言い換えられます。

この印象によって功を奏するのが、業者間における信頼性の向上です。土木建築を依頼したい会社としては、やはり世間体が悪い会社より、良い会社に任せたいものです。

何らかのタイミングで、発注業者の名前が挙がったときに、前者であれば自社の印象までをも下げかねません。このように、通常は関係のない第三者への信頼性向上は、会社の評判、数字にまで響く可能性があるのです。

こうした部分をより良い方向にもっていくためISO9001の認証取得は有益になってきます。

入札条件のため

最後に、近年土木建築会社を運営するにあたり、ISO9001が必須に近い状況についてご紹介します。

認証を目指す会社が多いのは、入札条件を目的としていることに尽きるといっても過言ではありません。業の入札は、すべての会社が平等にできるわけでもありません。

主には、経営事項審査、総合評価といった会社規模・経営状況を数値化したデータに基づき、上位会社から優先的に検討されていきます。この時、ISO9001の取得状況は経営事項審査のポイントとして大きく関わってきます。なぜなら、認証取得の有無こそが信頼に繋がってくるためです。

こうした状況に伴い、顧客や取引先、行政から直接取引条件として提示されるケースもかなり多くなっています。入札条件を満たす、もしくは受注を有利にする、そうした死活問題となる面へも、ISOは大きく関わってくると言えます。

ISO9001(品質マネジメントシステム)という規格は、世界的に定められたマネジメント規格であるため、認証されていることが顧客の満足や信頼へ大きく影響します。

組織内で内容を共有すること、また肩書きとして名乗れることが、メリットになってきます。そして、土木建築業者においては、入札条件を満たす上でも欠かせない存在であり、入札するためのランク付けでおこなわれる審査や評価で大きな割合を占め、さらには認証有無の提示を必須条件とする顧客や取引先、行政も多いです。

ISO9001(品質マネジメントシステム)の規格認証は、土木建築業だけではなく製品製造業においてはなくてはならない存在といえます。ISO規格は必ず、構築したマネジメントシステムのもと、自社組織にて研修や内部監査を行い審査会社で認証取得となりますので、決して無駄とならないものです。

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