QC7つ道具とは、クオリティ・コントロール――つまり品質を改善するために用いられる7つ(8つ)のツールのこと。
もともとは、以下の7つがQC7つ道具と呼ばれていた。
- パレート図
- 特性要因図
- グラフ
- チェックシート
- ヒストグラム
- 散布図
- 層別
最近では、「管理図」というものが加わって8つになっているが、「QC8つ道具」と呼ばれることは少ない。
QC7つ道具は、通常それぞれ以下のような用途で利用される。
パレート図 | 現象別にデータを収集し、重要な問題点を見つけ出す。 |
---|---|
特性要因図 | 原因と結果の関係、因果関係を整理する。 |
グラフ | データの全体像を把握する |
管理図 | 工程が安定しているかを確認し、異常と自然を見分ける |
チェックシート | 問題点の出現状況を把握する |
ヒストグラム | いくつかの区間に分けてデータを集めることでばらつきを把握する |
散布図 | 2つのデータ間の相関関係を見ることで、問題の解消を確認する |
層別 | データをグループ別に分けて問題を把握する |
こんな方に読んでほしい