講義内容
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第1講座 ~2つの会計と4つのステージ~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第2講座 ~ステージ0から1への行動会計~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第3講座 ~価値創出のフレームワーク~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第4講座 ~IR活動とコーポレート・ガバナンス~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第5講座 ~新会計基準5つのポイント~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第6講座 ~キャッシュフロー計算書の重要性~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第7講座 ~時価会計と税効果会計~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第8講座 ~退職給付会計と連結決算~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第9講座 ~変貌した企業経営~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第10講座 ~事業ライフサイクルとキャッシュフロー~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第11講座~キャッシュフロー計算書~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第12講座~キャッシュフローと企業分析~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント第13講座~企業分析とキャッシュフローの改善~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第14講座~キャッシュフローの改善・効率化~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第15講座~資本コスト~
- ファイナンシャル・リスクマネジメント 第16講座~会社の価値の評価~
企業の最終目標は、企業価値の創造です。価値創造経営の基本はキャッシュフローの現在価値を最大化していくところにあります。そのためにはファイナンシャル・リスクマネジメントに関する基礎知識が必要ですので、本稿は、どのような知識が必要かを紹介してい...
「混沌」のステージ0からステージ1に進むために必要な、企業会計の基礎の「いろは」について、行動会計の考え方に沿って紹介します。会計の基礎である行動会計は事業の損益分岐点を示すための方法であり、財務会計と管理会計の共通の基本データを導くもので...
ペンタゴン・フレームワークとは、世界的なコンサルティング会社のマッキンゼー社によって開発されたフレームワークで、経営戦略の強力なガイドであり、事業部と本社がどのような分担で戦略を構築すべきかを示すものであり、さらにペンタゴン・フレームワーク...
IR=Investor Relationsとは、全米IR協会の定義によると、企業の財務機能とコミュニケーション機能を結合させ、株主や投資家などの利害関係者にその企業の業績や将来についての正確な情報を提供する、マーケティング活動です。ここでの...
2002年に完全導入されて久しい新会計基準には5つのポイントがありました。まず、新会計基準にある5つの中のキャッシュフロー会計です。キャッシュフロー経営は、いかにして自社のキャッシュフロー=カネ=現金・預金を稼ぎ出し、どうすればそれを最も有...
損益計算書で利益を出してさえいれば、資金不足の時は銀行が支えてくれる、という時代はとうに終わっています。利益だけの損益計算書経営ではなく、キャッシュフロー経営の時代が始まっていたのです。例えば、売上、製造原価、純利益が、同額の会社が3つあっ...
まず時価評価の方法についてです。有価証券の評価は、保有目的別に定められています。満期保有目的の債券と子会社株式及び関連会社株式は原価法、その他のものは時価により評価されます。時価で評価する場合の評価差額は、売買目的の有価証券は当期損益に計上...
退職給付会計では、社内積立か外部積立かを問わず、退職給付に関わるあらゆる資産・負債及び費用などを統一的に把握して、同一の会計処理をすることになりました。特に、それまではオフバランスであった社外積立に関わる債務が、年金数理計算を行うことを前提...
新会計基準の導入によって、企業経営の内容の伝え方も大きく変わりました。正確かつ迅速に市場に提供されるシステムづくり、そこではディスクロージャー制度の透明性だけでなく、海外企業との比較可能性も求められました。比較可能性とは、会計基準のグローバ...
キャッシュフローは企業の体内を循環する血液のようなものです。キャッシュフローの流れには、運転資金サイクルと、投資サイクル、及び、負債などの増減と、税金・金利・配当などの流出があります。創業のときを考えてみましょう。資本金としてのキャッシュが...