【第4講座】ISOの内部監査がしっかりできているか自己診断してみよう

投稿日:

ISOプロ担当者

最終更新日: 2019年04月30日

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現状を改善する、経営ツールとして成長を促す内部監査ができているのかを判断できるように、内部監査のレベル評価表を作りました。内部監査の自己診断の採点配分は次のように設定しました。試してみてください。

規格適合の内部監査

ISOの規格適合を確認し完成度レベルを自己評価している
条項ひとつひとつではなくシステムの実態に沿って体系的に、適合レベルを評価している
監査管理責任者はISO19011監査のための指針をよく理解し、監査プログラムを策定している

内部監査の基本

意図した結果達成を踏まえた監査プログラムが作成されて、監査の大きな枠組みが示されている
社内で見つけられた気になる事実は残らず報告され、監査途中で発生した監査員と被監査側の意見の相違や議論も報告されている
監査報告は、経営者への自社システム全体の現状報告になっている
内部監査の報告が、結果的に会社の存続と発展につながる情報をもたらすものになっている

監査技法

監査計画はその都度自社システムの状況に合わせて作成されている
監査員はその都度自身の問題意識で確認項目を書き出したチェックシートを使用している
監査のための確認事項のチェックシートは、対象プロセスの要素解析をし、想定できるリスクも考慮して作成されている
対象プロセスの実態を、責任者との面談、観察及び文書のレビューにより監査することができている
プロセスの主な手順をフローチャートと現場での観察と面談で確認し、計画と実行と結果の情報を得て監査している
監査員は質問の回答に対して5W1Hで質問を返し、掘り下げ、実態を把握して、改善のための意見交換もしている
規格適合性・有効性以外の自社固有の問題も洗い出し、不適合だけでなく問題や改善の機会も指摘している
有効性監査・パフォーマンス監査を実施し、目的と結果に着目して経過をトレース、監査の場で意図的に改善を議題にしている
監査報告書の不適合や問題についての監査所見には監査規準、客観的事実、検出の理由が明記され、監査員も根本原因を究明している

是正処置

是正処置について、フォローアップ監査を実施し、根本原因の除去を確実にしている
監査員も真の原因を特定し、期待する対応も考えて、リスク及び機会への取り組みとの関連も提起している
是正処置のフォローアップ監査システムを確立して運用しており、処置の有効性をレビューしている
改善のためのシステム変更を監査員からも提案しており、経営リスクへの取り組みの提案もしている

監査内容

対象プロセスについて、プロセスアプローチで分析し、確認している
文書量がシステムの実態に対して適切であるかを確認している
自社に適用される法令・規制に関する確認をしている
プロセスの要員が処理の手順についてどのように認識しているかを面談で確認している
プロセスで特定されている事項を確認している(品質特性、環境側面、ハザードなど)
予想され分析されているリスクについてその対応まで確認している
要員の力量をどのように評価し、その向上のために何をしているかを確認している
教育・訓練プログラムの実効性と実施された教育の有効性が確認されている
資源の提供について経営計画に沿ってトップマネジメントに確認している
目標管理について、経営方針・経営目標達成に貢献しているかを監査している
顧客満足の情報監視について、その方法の妥当性と将来の満足調査についても確認している
設計・開発とマーケティングのインターフェイスを確認をしている
データ分析について、分析結果とその使用方法についての確認をしている
各プロセスのパフォーマンスをPDCAに沿って体系的に監査している
有効な是正・予防処置がとられるように工夫された指摘をしている
創造的な処置がえられるような問題解決の場としての監査活動をしている
更新の前後などに外部の専門家が内部監査を監査し、レビューし、監査の改善点を指摘する機会を設けて、マンネリ化を防止している

あなたの点数は点です。

※良くできている:5 まあまあできている:3 あまりできていない:1 全くできていない:0
※内部監査の自己診断評価の項目(全項目満点185点)

この内部監査の自己診断評価の点数により、内部監査の方法を検討してみてください。全項目合計点が110点未満なら、内部監査の充実を検討してみましょう。そのためには、内部監査技術の力量アップが必要です。

この記事の著者
清水正敏(ISO マネジメントシステム構築運用コンサルタント /ISO 品質システム&食品安全システム審査員)
平成15年ISO品質システム審査員登録、平成20年からQMS 審査員としていくつかの審査機関の審査に従事。システム論と問題解決技法とを統合したマネジメント手法によるマネジメントシステム構築と運用の支援を標榜し、コンサルタント及び研修講師、審査員を勤める傍ら、取材・文筆など多方面で活躍。主な著書は『竹輪の頭はどっち?!』(メタブレーン)『ISO 審査革命』(オンブック)など。

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