フィードフォワードとは、フィードバックの対義語として用いられる人事用語。フィードバックは、発生した問題を解決するために有効的な手法であるとされていたが、その性格は「過去を振り返り、上層部の主観的な意見の下、問題や欠点を責める」というものであった。このため、「自ら考え、自発的に行動する社員」が求められる現代の企業組織と合わない「負の感情」を生み出すものとなっていた。
こういった背景から注目され始めたのが、フォードフォワードである。フィードフォワードは、「企業活動の未来に向けて、一人ひとりが意見を出し合い、解決策を導き出す」という前向きな活動である。
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