【第7講座】ISOコンサルタントの評価をしてみよう

投稿日:

ISOプロ担当者

最終更新日: 2019年04月30日

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ISOコンサルタントの評価表を作りました。コンサルタントのレベルによっては、せっかくのマネジメントシステムも経営上逆効果になることもありえます。本項を参考にして依頼したISOコンサルタントの技量をチェックをして試してみてください。

コンサルタントとしての顧客対応

不明朗な項目はなく、旅費交通費は実費で、良心的で妥当で合理的な費用算定をしている
対応がスピーディーでコンサル依頼組織の立場でコンサル業務を進めようとしている
コンサル依頼組織のおかれている環境を理解しようとし、経営に貢献するようなコンサルを心がけている

コンサルタントとしての基本

ISO9004及びISO 14004、ISO27004、ISO22004などの指針も理解している
マネジメントシステムについての見識を深くしている
コンサルタント業務の質を向上させるための研究をしている
コンサルが、結果的に依頼組織の存続と発展につながるような指導プログラムとサービスを提供している

コンサル技法

依頼組織の規格適合システム構築は、現状について作業チームと討議しながら、文書作成は全面的に支援している
依頼組織のシステムシステム構築に当たっては、現状をあまり変えずに構築する形で支援している
工夫されたテキストや教材を使いながら、枝葉末節な規格適合よりも大局観から指導している
改善箇所を明確に示し、改善後の形も依頼組織にあったものを示唆している
現状で適合している良い側面を積極的に評価し、構築に生かしている
コンサルティングプログラムはその都度依頼組織の状況に合わせて作成している
パフォーマンス監査・有効性監査を見据えた指導項目が設けられ、実施している
PDCAが依頼組織の存続と発展に寄与するように、構築における改善の機会を生かしている
規格適合以外の経営目標に関わる項目も指導し、構築における改善の機会を生かしている

文書作成

基本文書作成は独自のモデル版をベースとし、文書作成の負担を軽減している
新たな文書の作成に当たっては、作業チームの協働作業を促しながら、文書作成の負担は軽減している
依頼組織独自の文書を含めて、作成する文書は作業チーム全員がその内容を共有できるように指導している
文書・記録の量は適切で、依頼組織の存続と発展に寄与する文書体系を指導している

コンサル内容

目標設定については、経営目標達成に個々人が貢献できるような指導をしている
不必要な文書や記録は作らせず、文書や記録が必要最低限の状態であるように指導している
依頼組織に適用される法令・規制に関する指導もし、違反の可能性のある箇所を指摘している
自分の経験からの押し付けはなく、独善的でもない、独創性の高い指導をしている
依頼組織に必要なマーケティングに関する指導もしている
会議があるべき形になるような指導をしている
マネジメントレビューが形骸化しないように言及をしている
教育システムの実効性と実施された教育の有効性について言及している
資源の提供についてトップマネジメントを指導している
プロセス管理について、プロセスアプローチをベースに指導している
設計・開発とマーケティングのインターフェイスのあり方について指導している
顧客満足度調査について、依頼組織にとって妥当な方法と、その分析方法と有効性の評価について指導をしている
データ分析について、統計的な分析方法についての指導をしている
システムのパフォーマンスを向上させることについて体系的に指導している
有効な改革が行われ、構築においても効果的な改善ができるような指導の仕方をしている
ISO規格への適合指導だけでなく、その他の依頼組織に必要なコンサルも提供している
内部監査を実施し、マンネリ化を防止できるようなアフターメンテナンスもしている

あなたが依頼しているコンサルタントの点数は点です。

※良くできている:5 まあまあできている:3 あまりできていない:1 全くできていない:0
※185点満点

この評価の点数により、そのコンサルタントのレベルがどうであるかを検討してみてください。全項目合計点が110点未満なら、解約を検討してみるメリットはあります。

ただ、このチェックリストは現在依頼しているコンサルタントの評価になります。そのコンサルタントに内部監査を委託しても良いかどうかの判定のためには使えますが、新たに委託するコンサルタントの選定には、委託してみないと分からない項目が多いので、使いにくい部分があります。

そこで新たに委託する時の評価について、次の講座で述べたいと思います。

この記事の著者
清水正敏(ISO マネジメントシステム構築運用コンサルタント /ISO 品質システム&食品安全システム審査員)
平成15年ISO品質システム審査員登録、平成20年からQMS 審査員としていくつかの審査機関の審査に従事。システム論と問題解決技法とを統合したマネジメント手法によるマネジメントシステム構築と運用の支援を標榜し、コンサルタント及び研修講師、審査員を勤める傍ら、取材・文筆など多方面で活躍。主な著書は『竹輪の頭はどっち?!』(メタブレーン)『ISO 審査革命』(オンブック)など。

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