講義内容
- 【HACCP対応施設 第1講座】HACCP対応の食品製造施設の条件とは?
- 【HACCP対応施設 第2講座】ユーティリティ、廃棄物、製造装置からの製品汚染リスク
- 【HACCP対応施設 第3講座】購入材料の購買、交差汚染、物理的汚染、清掃・洗浄、有害生物
- 【HACCP対応施設 第4講座】従業員の衛生施設、手直し、リコール、倉庫、食品防御
- 【HACCP対応施設 第5講座】ケータリング施設について
- 【HACCP対応施設 第6講座】給水、飲用水、氷、飲用不適水について
- 【HACCP対応施設 第7講座】食品容器包装製造の施設の条件と事例
- 【HACCP対応施設 第8講座】汚染の予防手段と設備
- 【HACCP対応施設 第9講座】従業員食堂及び飲食・喫煙場所の指定区域について
- 【HACCP対応施設 第10講座】施設の設計運用のチェックリスト
この講座はHACCP対応の食品製造施設の設計と運営について、まずは食品製造施設のPRPsをFSSC要求事項ISO/TS22002-1「食品製造」に沿ってその条件と事例を説明して、HACCP対応の施設について論考するものです。これはHACCP...
ユーティリティ – 空気・水・エネルギーは、製品汚染リスクを最小になるように、監視をします。水の供給については、飲用水は十分な量であり、備蓄・供給・温度調整の設備は水質条件を満たすものとします。公共の水道水を用いるか、井水の場合は飲用に適す...
原材料は要求を満たす能力のある供給者から購入し、管理し、受入で適合を検証します。購入材料の供給者の選定及び管理のマネジメントについては、供給者としての許可・モニタリングのプロセスを決め、リスクとa)能力・期待値・仕様に適うことを評価し、b)...
従業員の衛生・行動について製品の特性に応じて要求事項を確立し文書化して、全従業員・訪問客・契約者はこれに従うようにします。従業員の衛生の設備及びトイレについては、製品の特性に応じて必要な個人衛生の程度を維持するために利用でき、製造区域とは隔...
第4講座までは食品製造のHACCP対応施設の設計と運営についてでしたが、この講座からはISO/TS22002-2「ケータリング」に沿ってその条件と事例を説明します。ケータリングとは、主調理場または副調理場における、消費のための食品の調整、保...
給水は適切な圧力と温度で提供され、水の保管施設は適切で清掃洗浄されて、定期的にモニターされなければなりません。飲用水のための井戸水や湧水を食品用に給水する時は消毒装置か浄水装置を設置し、実施した管理を記録し、飲用品質の水だけを使用します。食...
第6講座までは食品製造及びケータリングのHACCP対応施設の設計と運営についてでしたが、この講座からはISO/TS22001-4「食品容器包装の製造」に沿って食品容器包装製造の施設の条件と事例を説明します。食品製造やケータリングと同じ項目も...
ハザード分析を実施し、該当する微生物的・物理的・化学的な汚染の予防手段を実施します。外部試験が求められる場合は、認定試験施設・国際的試験施設の指針に従っている機関に依頼します。また内部試験の装置の校正は国家規格又は他の精確な手段に基づきます...
食堂・食品保管・飲食・喫煙は製造区域に影響のない場所を指定区域とし、全ての食品・飲料・医薬品は指定の場所に保管し、医薬品は指定区域内での使用の管理手順を実施します。飲食(菓子・ガム等を含む)・水以外の飲料・喫煙は指定区域に限り、水を飲む場所...
HACCP対応の施設の条件と事例を列記してきましたが、作る製品によって異なることをご理解いただいたでしょうか。そこでまとめとして、施設の設計運用のチェックリスト作ってみました。食品取扱施設の一般的な条件を列挙してあります。このレベルが維持で...