
ISO27001とは

ISO27001はISM0053とも呼ばれる情報セキュリティマネジメントシステム(Information Security Management System)に関して、スイスのジュネーヴに本部を置く国際標準化機構(ISO)が定めた規格のことです。 組織が保有する情報に関わる様々なリスクを適切に管理し、組織の価値向上をもたらします。
ISO27001の概要
ISO27001は情報セキュリティマネジメントシステムの確立と継続的な改善を要求する規格です。近年情報漏えいなどのセキュリティ事故が頻繁に発生しており、IT企業を中心にISMSは再評価され始めています。
情報セキュリティシステムには三大要件があると言われており、ISO27001でも同様に『機密性』、『完全性』、『可用性』の3つの要件を継続的に改善することがコンセプトになっています。
このISOの規格は世界的にも有名な規格であるため、ISO27001の認証を取得することは、顧客へ信頼感を与えることができます。また、情報セキュリティに関する取り決めを詳細に行うことで情報漏えいのリスクが減るため、リスクマネジメントにも繋がります。
【関連記事】
ISO27001取得 4つのメリット
- 1社外への情報管理体制のアピールに
- ISO27001を取得している企業は情報を守ることができる企業という証明であるため、情報管理の徹底が各企業で行われる中で最近取得が増加している規格の1つです。特に機密情報を取り扱う広告業界、システム開発・運営のようなビジネスではISO27001の認証取得は必須でなくても管理体制を徹底するという意味で非常に重要視されます。
- 2業務効率改善やコスト削減
- 組織として方針、計画などの見直しも必要となってくるため、経営に必要な活動基盤を強化・再構築することができます。業務フローの見直しを行うことで、社員の業務効率改善やコスト削減にもつながります。
- 3社員の情報管理意識の向上
- 社員に対して情報管理に関する教育も行いますので、社員全員に情報保護に対する意識を高め、企業コンプライアンス(法令順守)に対しても責任感を持たすことができます。情報漏えいに関するリスクはマネジメント層が目の届かないところで起こっていることも多いため、社員一人ひとりの意識改革は非常に重要であると言えます。
- 4官公庁の入札で有利に
- 一部の官公庁、地方公共団体などの公共事業において、入札条件として企業に対してISO27001/ISMS認証を求めている場合があり、前提条件を満たすことができます。また、ISO27001の認証取得が前提となっていない場合にも、他社との差別化をすることができるため、マーケティング的にも重要な役割を果たします。
主な取得される業種
情報サービス業
ISO27001に関して取得割合が1番多い業種です。Web制作、システム開発において外注が多い業界ですので、近年取引の信頼度向上のために取得している企業が増加傾向です。
人材派遣業
会社規模に関係なく人材派遣会社ではISO27001を取得している傾向があります。膨大な登録スタッフの情報の取り扱い方法は、派遣先企業へのアピールのひとつになります。
印刷業
受注してから納品に至るまで、データや紙など様々な形態に情報が変化するため、様々な形態などに対応する安全対策が必須とされています。
●印刷業における情報セキュリティ対策とISO27001の必要性
廃棄物処理業
世間では個人情報に関しての取扱に厳しくなり、ISO27001やPマークを取得している廃棄物処理業者に委託するようになりました。情報を適切に処理、産廃できることを証明するため、こちらも近年取得増加傾向にあります。
広告業
大手広告代理店のPマーク取得要請により、一気に取得に向けての動きが加速しました。
これまでは広告事業を行う上で、NDA契約があれば取引ができる場合も多かったですが、書面による契約などが少ない業界なので、抜本的な情報管理体制が求められます。
介護・福祉業
介護や福祉の施設では病院における患者と同様に利用者の機微な個人情報を多数保有、管理しています。利用者の家族に関する個人情報もお預かりするため、その量は蓄積される一方であります。そのため、ISO27001やPマークは利用者やその周りに信頼してもらう証明にもなります。
●高齢者福祉の現場における個人管理のポイントと「ISO27001」
ISOプロでは月額4万円から御社に合わせたISO運用を実施中です
認証取得から運用までを経験豊富なプロがマニュアル作成や業務のスリム化を幅広くサポートしており、これまで400社以上の企業様でご利用頂いております。

![]() | ![]() |










