講義内容
- 2015年版ISO経営で企業は変わる 第1講座~経営戦略ツールの2015年版~
- 2015年版ISO経営で企業は変わる 第2講座~2015年版の改定~
- 2015年版ISO経営で企業は変わる 第3講座~ISO9001:2015適合とは~
- 2015年版ISO経営で企業は変わる 第4講座~規格適合の基本的な考え方~
- 2015年版ISO経営で企業は変わる 第5講座~システムの構築と運用開始~
- 2015年版ISO経営で企業は変わる 第6講座~目標達成には創造的マネジメントが必要~
- 2015年版ISO経営で企業は変わる 第7講座~システムのレビュー~
- 2015年版ISO経営で企業は変わる 第8講座~あるべき姿からの自己評価~
- 2015年版ISO経営で企業は変わる第9講座~審査などで出会った場面~
- 2015年版ISO経営で企業は変わる第10講座~最近の構築事例~
ISOマネジメントシステム国際規格は、経営戦略ツールとして充分に生かされてきたでしょうか。とはいえグローバル化の中で、この国際規格は存在意義を高めています。そして2015年版で、経営戦略ツールとして本当に生かせる運用が確立できる良い機会がや...
2015年版の改定では、2000年版の序文にあった経営戦略に関する事項についてまで、要求事項として強化されました。2015年版では、まず8原則が7原則に改められました。規格の要求事項はこの原則を実現する方法論でありツールです。そして2015...
ISO9001:2015とは「規格」であり、「活動」でも「認証取得」でもありません。「規格に適合するようにする」ということです。しかも「国際規格適合」です。全世界に共通するルール、「マネジメントシステム」のルールであるということです。求めら...
組織や企業を存続させ、成功に導く基本には、系統的で目に見える方法によって運営管理をする必要性があります。とりわけ規格適合の品質マネジメントシステムを構築して運用することが基本です。ISOには7つの品質マネジメントの原則という考え方があります...
品質システムの構築設計図は、業務フローダアグラムと規格要求事項を元に、規格に適合するように現状の改善点を特定し、改善された品質システムの内容を、業務フローダイアグラムに書き込みます。 また、規格要求条項に照らして、どの階層がどういう責任と...
2015年版の目標達成のための、4.組織の状況から5.リーダーシップ、6.計画策定までの方針によるマネジメントにはどんな方法論があるのでしょうか。それはトップの目標達成の想い、まだ明示されていない未来への強い意欲から始まります。トップは目標...
第1講座で定義を確認したレビュー〈review〉ですが、3.8.7「設定された目標を達成するための検討対象の適切性、妥当性、及び有効性(のいずれか又は全て)を判定するために行われる活動」であり、そのための精査、見直し、ということです。マネジ...
私はマネジメントシステムのあるべき姿を次のように整理し、あるべき姿からの自己評価を推奨しています。トップの想い⇒経営環境の変化に即応した未来志向の経営戦略⇒組織の目的・事業ドメインの確認・再定義⇒経営計画・ビジョン・中期的な経営展望⇒方針の...
古い体質の、ある審査機関は、適合性が維持されていることがすなわち有効性が維持されていることだとし、適合程度の審査と有効性の審査を分けて考えないとしています。確かに規格は有効性のレビューと改善まで要求しているので、それを実施していれば適合であ...
2015年版への誤解に遭遇した例がありました。既に2000年版で認証は取得していたのですが、高額の2015年版ギャップ分析を、審査契約をしてきた審査機関の勧めで受けたそうです。その分析結果は、よく訳の分からないものだったと、そこの社長は言わ...