【第3講座】ISOマネジメントシステムを自己診断しよう

投稿日:

ISOプロ担当者

最終更新日: 2019年04月30日

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マネジメントシステムに成長してきているのかを自己判断できる、マネジメントシステムの自己診断評価表を作りました。自己診断の採点配分は次のように設定しました。試してみてください。

規格適合性

ISOの規格適合性を満たしている
個々の条項ではなく規格のPDCA体系に沿って適合している
要員は自分の部署に関する規格要求事項の意図を理解している

マネジメントシステムの基本

構築と運用に当たってトップマネジメントのリーダーシップが発揮されている
方針や目標の策定にも要員が参画できる内部環境が整えられている
プロセスアプローチが要員にも理解され、PDCAサイクルが動いている
どのレベルにおいても事実の分析に基づく決定がなされている

マネジメントシステムの機能

組織に必要なプロセスが特定され、それが適用されている
組織のプロセスが分析されその相互作用が定義されている
個々のプロセスに関連の合否判定の評価指標が明確にされている
個々のプロセスの活動が定義され、手順が確立され、維持されている
それぞれのプロセスに必要な施設や設備などが適切に管理運用されている
それぞれのプロセスで要員に必要な力量が定義され、それを保証している
それぞれのプロセスのアウトプットの目的が明確に定義されている
これらのプロセスの管理項目は監視もしくは測定されている
これらのプロセスが所定の目的のアウトプットができるように、また継続的改善ができるように適切に処置がとられている

内部監査

フォローアップ監査が実施されており、監査はレビューされ、監査と監査員の力量は改善されている
監査員も原因分析を実施して真の原因を特定し、その原因の除去ができる処置の提案もしている
規格適合を超えて、業務改善など組織固有の問題に監査の範囲を拡大している
問題解決の結果を出しており、改善の機会特定の監査を長期間に亘って定着させ、経営判断に役立つ報告がなされている

システムのパフォーマンス

経営理念~経営戦略~方針~リスク及び機会への取り組み~目標~計画~実施~要員個々人の認識~達成度の把握~課題の抽出まで機能している
問題を早期に発見、不適合の発生を予防し、クレームも重大なものがない状態が定着している
有効性の改善が十分な結果を出していて、支援業務やシステムの改善でも結果を出している
トップマネジメントの理念、指導力が明確で、管理者層との意思疎通も十分あり、組織展開の原動力となっている
マネジメントレビューは内部コミュニケーションの最上位で戦略的に実施されており、長期間に亘って機能させている
源流管理と業務改善が実施され、作業標準の見直しは継続的に行われている
未来の顧客満足=ニーズやシーズの情報も収集され、マーケティングや調査も適切で、知識習得の成果が明確にされている
間接業務は管理項目と水準が設定されており、正常な状態であることを確認している
要員の力量向上のため、問題解決手法を含めた教育・訓練が体系的に行われ、要員の自立性に立脚した学習を定着させている
組織能力の課題に基づいて必要な能力を獲得するための教育訓練プログラムが計画され実施されて、知の共有化が進んでいる
検査や監視の情報が予防及び改善に反映され、監視体制が管理状態にあることを、経営レベルを含めて確認している
文書化は効果的・効率的で価値は高く、必要な文書と適切な記録が作成されており、必要最低限になっている
顧客や外部とは常時双方向で情報が確認できる仕組みがあり、顧客や外部からも評価されている
部門ごとの必要な情報は、悪い情報も経営レベルに確実に伝達されている
指示情報は内容に応じて末端まで伝達され、経営の意思が確実に実作業に反映されている
全体の動向を確認するためのデータが体系的に加工され、リスク及び機会への取り組みと有効性改善に活用されている
すべての供給者との互恵関係が築かれ、相互に作用して互いに自らの組織の有効性を高めている

あなたの点数は点です。

※良くできている:5 まあまあできている:3 あまりできていない:1 全くできていない:0
※自己診断評価の項目(全項目満点185点)

この自己診断評価の点数により、マネジメントシステムの成長程度を検討してみてください。
全項目合計点が120点未満なら、審査による成長の効果がないということですので、自らの監査によって成長していくために、内部監査の内容のレベルアップを検討してみる必要があります。

この記事の著者
清水正敏(ISO マネジメントシステム構築運用コンサルタント /ISO 品質システム&食品安全システム審査員)
平成15年ISO品質システム審査員登録、平成20年からQMS 審査員としていくつかの審査機関の審査に従事。システム論と問題解決技法とを統合したマネジメント手法によるマネジメントシステム構築と運用の支援を標榜し、コンサルタント及び研修講師、審査員を勤める傍ら、取材・文筆など多方面で活躍。主な著書は『竹輪の頭はどっち?!』(メタブレーン)『ISO 審査革命』(オンブック)など。

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