ビジネスシーンでは顧客の個人情報をどのように扱っているかが問われています。

これは卸売・小売業でも同様のことが考えられており、顧客の個人情報の扱い方ひとつで信用が大きく変化するもの。

さらに、顧客だけでなく取引先からの信頼にも影響を与えます。顧客や取引先に不安感を与えないようにするため、現在はPマークの取得を検討する企業が増加しているのです。

顧客が個人情報の管理に不安を感じる瞬間とは

個人情報を預けるシーンはさまざまですが、中には個人情報を預けることに不安を感じる消費者は少なくありません。それでは、どういった場面で不安を感じるのでしょうか。

最も多いのは、「とあるお店で商品を購入してポイントカード作成で個人情報を伝えたところ、同じような商品を扱うお店からダイレクトメールが届いた」などでしょう。

現在はダイレクトメールではなくメールが届くこともあります。特にお金を騙し取られるようなことはありませんが、気持ちの良いこととは言えません。

顧客以外のルートから手に入れた個人情報を使って、ダイレクトメールを送ることは法律的に問題ありませんが、どうしてもマイナスイメージになってしまうでしょう。

そのため、たとえ顧客情報を漏らしていなかったとしても、個人情報を伝えることに抵抗のある消費者を増やすことに繋がってしまいます。

また、近年はどのようなお店や企業でもホームページを持つことが当たり前となりましたが、そこでセールの状況の写真を掲載して、そこに自分が写っているというケースもあるのです。

特に卸売・小売業であればこういったこともあるでしょう。

そのため、顧客は個人情報に対して敏感になっていると言えます。もちろん、どういった企業も個人情報の漏えいに対策を立てていますが、それを証明することは困難です。

そのため、Pマークの取得を検討する企業が増加しています。Pマークとはプライバシーマークの略称で、個人情報保護に関する厳しい審査をクリアしなければ取得出来ません。

 

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よくある顧客の個人情報を取得するタイミング

顧客の個人情報はどういったタイミングで取得するのでしょうか。

販売する商品やサービスによっては契約時に住所氏名などを記入する場合があります。そして、サポートを受けるために個人情報を伝える場合もあるでしょう。

最近はポイントカードの作成に個人情報を入力するケースもあります。そのため、企業が顧客の個人情報を取り扱う場面は数多いと言えるでしょう。

こういった形で取得した個人情報を利用して、ダイレクトメールが送られることもあるのです。

顧客は自分の個人情報の取り扱いを気にするものですが、プライバイシーマークを取得した企業は信頼があります。

それでは、なぜ信頼があるのでしょうか。プライバシーマークを取得した企業であれば、本人以外から入手した個人情報を使用する際には必ず本人への確認が義務付けられています。

そして、個人情報をどういったルートから入手したのか、継続して利用しても良いか、などの確認も必要です。

そのため、本人の納得があった上でダイレクトメールを受け取ることが出来ます。

突然、自分の個人情報が利用されてダイレクトメールが届くと、誰もが不信感を抱いてしまいます。

しかし、プライバシーマークを取得した企業であればそういったことがありませんので、消費者は安心して利用することが出来るのです。

Pマーク取得で個人情報管理の安心感を与えることができる

これだけ個人情報の取り扱いが慎重になっている時代ですので、消費者は安易に個人情報を伝えることを避けるようになりました。

そのため、こういった時代だからことプライバシーマークを取得して、消費者に安心感を与えるようにしましょう。

また、プライバシーマークは消費者だけに向けられたものではありません。取引先にも安心感を与えるので、プラスイメージに作用するでしょう。

これだけ安心感を与えられるプライバシーマークですが、取得することは簡単なことではありません。

専門的な知識が必要となりますので、コンサルタントを招いて取得を目指すことが一般的です。

さらに、経営陣だけでなくスタッフに対しても教育を行なう必要がありますので、そのための時間を用意しなければなりません。

プライバシーマークを取得するには現在の個人情報の取り扱い方を見直し、対策や解決策をマニュアルにまとめる必要があります。そして、実際に運用しなければなりません。そこで対策が不十分だった場合、マークが使用中止になることもあります。

そのため、維持することも必要です。プライバシーマークを取得して維持するには予算や手間がかかりますが、それだけのメリットがあります。

卸売・小売業では契約時などで個人情報を扱うケースがありますが、そこで個人情報を伝えることに不安感のある消費者は少なくありません。

そういった消費者から選んでもらうため、Pマーク取得を検討する企業が増加しています。このマークは個人情報の取り扱いを慎重に行っている証明ですので、消費者だけでなく取引先にも安心感を与えられるのです。

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