医療業界でもDX(デジタルトランスフォーメーション)が急速に進んでおり、業務効率の向上や患者サービスの改善を目的としたデジタル導入が注目されています。

一方で、医療DXを支援する企業やサービスは多岐にわたり、課題や目的に合った適切なパートナーを見極めることは容易ではありません。

また、医療情報の取り扱いには高度なセキュリティ対策が求められ、ISO27001などの国際認証の取得によって信頼性を可視化する動きも進んでいます。

本記事では、医療DXを支援する信頼性の高い企業を厳選してご紹介します。導入検討中の方にも参考になる内容です。

おすすめの医療DX関連会社

エムスリー株式会社

エムスリー株式会社

引用元:https://corporate.m3.com/

エムスリー株式会社(M3, Inc.)は、医療従事者向けプラットフォーム「m3.com」を核に、インターネットを活用した医療関連サービスを提供する上場企業です。

2000年設立、本社は東京都港区。医療の情報流通と産業の効率化を目指しています。

事業は、医師・薬剤師向けポータル運営、製薬企業のプロモーション支援「MR君」やWeb講演会、医師・薬剤師の採用支援(m3.com CAREER/薬キャリ)、治験・臨床研究支援、国内外の医療従事者パネルを活用したリサーチなど、多面的に展開します。

さらに、一般向け医療相談「AskDoctors」、開業・継承コンサル、従業員向け医療サポート「M3PSP」、地域医療連携や予防医療のプロジェクトなど、医療の上流から下流まで価値提供領域を広げています。

株式会社メドレー

株式会社メドレー

引用元:https://www.medley.jp/

株式会社メドレーは「医療ヘルスケアの未来をつくる/納得できる医療の実現」を掲げ、インターネットとテクノロジーで医療の課題解決に取り組む企業です。

事業は〈人材プラットフォーム〉と〈医療プラットフォーム〉の二本柱です。前者では医療・介護の求人サイト「ジョブメドレー」を運営し、職種横断でマッチングを支援します。後者では「CLINICS」を中心に、予約・オンライン診療・会計やクラウド電子カルテなどを提供します。

これらのサービスにより、医療機関の業務効率化と患者体験の向上を同時に目指します。周辺領域ではファクタリングなど資金面のソリューションも展開し、医療現場の継続運営を支えています。本社は東京都港区六本木ヒルズ森タワー13Fです。

株式会社Countel

株式会社Countel

引用元:https://www.countel.net/

株式会社Countelは、子育てに関する悩みを解決する為の子育て支援アプリ「AnS」を運営しています。

現在のAnSには子育てに関する悩みを共有し、共感やアドバイスが得られる「ひろば投稿機能」や、保育士などの専門家や先輩ママ・パパに直接相談出来る「通話・チャット相談機能」が備わっています。

今後のサービス展開をするにあたり、我々は子育てに関する悩みを次の4つに分類しました。
・子どもの発育等の悩み
・正解がわからない悩み
・余裕がない悩み
・孤独・孤立の悩み

この4つの悩みを解決するためのサービスとして、専門家による「コラム機能」や子どもの性格・行動パターンから導かれた子どものタイプ別にアドバイスが得られる「悩み相談AI機能」などを実装していく予定としています。

子育ての困ったが解決され、時には楽しさに気づけるような、そんな子育てに貢献するサービスを提供し、豊かな人生のサポートを目指して取り組んで参ります。

株式会社United Vision & Company

株式会社United Vision & Company

引用元:https://uvc.inc/

株式会社United Vision & Companyは、現役医師主導で医療・介護情報連携ツール「Pubcare」を開発・運営するヘルスケア支援企業です。

現場出身者で構成されたメンバーが中心となり、医療・介護の課題を現実的かつ実行力のある形でDX推進へとつなげています。

AI-OCR技術による入力負担の軽減など、テクノロジーと伴走支援を通じて、持続可能な地域包括ケアの実現を目指しています。

株式会社ジェイテクトマシンシステム

株式会社ジェイテクトマシンシステム

引用元:https://www.machine.jtekt.co.jp/product/new_biz/rakusteer/

重量のあるベッドの移動、スロープやカーブといった場所での操作により、看護師の身体に大きな負担をかけるベッド搬送。
超高齢社会で人手不足が叫ばれる中、こうした業務一つ一つの負担軽減を図り、看護師が無理なく働ける環境づくりが大切となってきます。
そこで同社が久留米大学医学部外科学講座の友枝 博氏と共同開発したのが、ベッド搬送アシストホイール「ラクステア 」です。
操作性は、同製品の電源を入れて通常通り押すだけといたってシンプルです。
前後方向からベッドを押してスムーズに動かせる搬送アシスト機能が作動。旋回動作もアシストするため、狭い病室での方向転換が容易です。
付属のリモコンのボタンを押している間は自動で動かすことができ、特に力が必要な押し始めや横移動の負担軽減につながるでしょう。
また、安全面に配慮した工夫も多く施されています。
移動時のふらつきや遠心力によるふくらみの抑制機能による安定した搬送で、患者さんの心身に負担をかけません。
一度取り付ければ、ホイールを上げ下げする面倒な手間が発生しないのもポイントです。

株式会社ココロミル

株式会社ココロミル

引用:https://kokoromil.com/

株式会社ココロミルは、「病気で後悔しない社会へ」を理念に、心疾患の早期発見を目的とした製品開発に取り組んでいます。

医療機関向けには、最大7日間の連続記録に対応した使い切りホルター心電計「eclat」を提供。
専門医と臨床検査技師による解析体制を置き、Webで結果確認が可能です。装着が簡単で衛生的、医療現場の負担軽減にも貢献します。
また、個人向けには自宅で心電図検査ができる「ホーム心臓ドック®」を展開し、多くの命を救う手段として注目されています。

株式会社Medited

株式会社Medited

引用元:https://medited.co.jp/

株式会社Meditedは、元薬剤師である代表が新卒1年目に病気になり、医療現場で働きづらくなった原体験から生まれました。

医療者専用リスキリングスクール「Medi+(メディタス)」と医療系クリエイターコミュニティ「MediWebラボ」、医療者のための冒険メディア「MediJump」、キャリア支援事業を展開しています。

Medi+では「医療資格は、ずっと味方」をテーマに、2025年10月時点で5講座を運営。卒業生は約200名、満足度は97%。「MediJump」では卒業生の活躍を軸に情報発信を行い、「MediWebラボ」では法人案件を稼働する「Medi+プロダクション」を発足。

医療者やMedi+卒業生のさらなる活躍を目指し取り組んで参ります。

株式会社白獅子

株式会社白獅子

引用元:https://www.snowlion.co.jp/

医療・福祉・防災の現場向けに、XR(VR/AR)で“学びを体験化”するコンテンツを提供(受託開発、コンテンツ販売、レンタル)しています。「知識と言語の壁を超える」を理念に、現場の課題を可視化。行動変容と習慣化につながる実装を重視し、主に企業、研究教育機関向けの研究支援開発わ、得意としています。

主力の「感染症対策VR」は、岡山大学病院感染制御部監修により制作。動線・手技・判断を反復学習できる設計で高く評価され都市部の基幹病院で使用されてています。現在、医療従事者の現場目線で再設計した続編コンテンツを制作中です。

災害体験VRは、岡山大学x岡山市消防局との共同研究で行動変容を促す教材として評価され、内閣官房 国土強靭化計画「レジリエンスアワード2024」優秀賞を受賞。京都大学防災研究所との水害疑似体験に関する共同研究、東京大学生産技術研究所での防災のビジネス化による自助共助の推進などを研究し社会実装しています。それらの研究で得た知見を元に開発されたコンテンツは、広島県・大阪市・岡山市・浜松市など多数の自治体に加え、研究・教育機関、警察・消防、インフラ、電力関連機関への活用が広がっています。

心のケア領域では「くじら遊泳VR」「猫カフェVR」など、ストレス軽減・安寧を目的とした癒やし系コンテンツも展開。人材育成では岡山大学、愛媛大学、龍野北高校で制作指導・授業支援を実施しています。

東京がん難病支援センター

東京がん難病支援センター

引用:https://gan0support.com/

「諦めない選択肢を。」
ECCT(電気フィールド療法)・エクソソーム治療の第一人者、秋山真一郎医師が率いる【東京がん難病支援センター】
最先端の「橋渡し研究」を治療へ。がん・難病の患者様とご家族へ、希望ある包括的サポートを提供します。

ECCTやエクソソームを活用したECCT・エクソソームなど「最先端治療の可能性」、国際的な研究に基づく「信頼できるセカンドオピニオン」、セカンドオピニオン支援、QOL(生活の質)向上を目指した「個別サポート計画」などが特徴です。
医療現場と研究の橋渡しを通じ、患者一人ひとりに合わせた希望ある治療環境づくりを目指しています。

1. ECCT(電気フィールド療法):
特定の周波数と波形の微弱な電気信号 を用いて、がん細胞に選択的にアプローチする治療法です。 既存の治療とは全く異なる治療で副作用は少なく他のがん治療法が効かなくなっても有効性はあります。

2. エクソソーム治療:
細胞から分泌されるナノサイズの顆粒で、内部にタンパク質や核酸(マイクロRNAなど)を含み、細胞間の情報伝達役として機能します。 エクソソーム治療は、幹細胞などから抽出した良質なエクソソームを体内に投与することで、細胞修復、抗炎症作用、免疫調節などの効果を狙う再生医療の一種です。 がんや難病においては、損傷部位の修復や微小環境の改善を促し、体の自己治癒力を高める役割が期待されています。

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