よくあるご質問 - 運用に関する質問

よくあるご質問一覧

ISOのスリム化って何をすること?

自社に見合わない複雑な仕組みを、自社に適した簡素な仕組みに改善することです。スリム化することで、無駄な書類作成の時間が削減され、本業にプラスの影響を与えることもあります。

マネジメントレビューは誰がやるもの?

マネジメントレビューは内部監査や外部監査の結果をもとに、マネジメントシステムにおけるトップ・マネジメントが実績の振り返りや問題点、懸念点を抽出することです。トップマネジメントは適用範囲によっても異なりますが、基本的に適用範囲内で最終的な決定を下す人あるいは人々と考えれば良いでしょう。

労働安全衛生方針と労働安全衛生目標の違いって何?

労働安全衛生方針は、ISO45001規格のOHSMSを構築するにあたって組織が持つ基本的な姿勢のことです。一方の労働安全衛生目標は、労働安全衛生方針に基づいた計測可能且つ具体的な目標のことを意味します。具体例を挙げると、「従業員の心身の健康を維持する」という抽象的なものは労働安全衛生方針、「1年間で労働災害を10%減少させる」という具体的な目標が労働安全衛生目標です。

危険源とリスクって何が違うの?

ISO45001においてリスクとは労働を通して起こり得る可能性のある負傷や疾病のことです。一方危険源は負傷や疾病の原因となる可能性があるもののことを言います。風邪で例えるなら、風邪そのものはリスクであり、風邪を引き起こすウイルスは危険源です。

OPRPとPRPの違いって何?

OPRPとPRPの最も大きな違いは、「その場でわかる科学的管理手段が存在しているかどうか」ということです。PRPは前提条件プログラムとも呼ばれており、環境からハザードを減らしていき「これだけ綺麗にしたらハザードは発生しないだろう」という考え方に基づいた衛生管理であるのに対して、OPRPは「PRPだけではハザードが発生する可能性があるから、その場で確認したほうが良い」という考え方を持った衛生管理です。

プロセスアプローチって簡単に言うとどういうもの?

プロセスアプローチとは、製品の設計、原材料の入荷、製造加工、出荷といった一連の業務の流れを明確にした上で各プロセスの相互関係を把握し、プロセスの集合をシステムとして見なして運用することを言います。

是正処置と予防処置の違いって?

是正処置は規格に不適合があった後に検出された不適合に対して対策を取るものです。一方の予防処置は起こり得る不適合を予測し、事前に対策を取るものです。また、2015年の改定で、すべての規格で予防処置といった言葉は廃止され、リスクと機会に置き換えられています。

マネジメントシステムの有効性はどのように計測するのが良い?

有効性とは、そのルールが組織の役に立っているのかということです。例えば、社内文書でも必ず紙だしして押印というルールがあったとして、基本的に従業員が外回りしている場合、役に立っていないルールということができるでしょう。有効性を改善するために、社内文書はグループウェア上でやり取りすることにすれば、改善されたと言えるでしょう。

マネジメントシステムの有効性ってどういうこと?

有効性とは、マネジメントシステムが計画した活動が計画通り実行されており、PDCAサイクルがしっかりと回っており、マネジメントシステムの意図した成果が得られる状態にあることを指します。

リスクとインシデントの違いって何?

"インシデントには一般的に「偶発的な事件」や「予期せぬ出来事」という意味合いがあり、ISMSでは事件やトラブルが生じた状態のことを言います。一方リスクは何らかの事態が発生する不確実性のことを指します。

リスクには損失のみが生じる純粋リスクと損失あるいは利益が生じる投機的リスクという2種類のリスクがありますが、実務ではほとんど純粋リスク、つまり「脅威」と同じような意味合いで使用されます。"

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