ライター 安澄優乃

安澄優乃
長年、企業のISO内部監査に携わってきたライター。現在も企業のISO内部監査や更新審査に携わっています。ISO9001やISO27001の分野でも活躍中。豊富な経験や知識を活かし、外から見えにくい内部監査の細かい部分など、ISOに携わる人々にわかりやすく情報発信をしていきます。
ISO内部監査員が行うインタビューとは
ISOマネジメントシステムは、組織の経営課題解決・経営目的を達成するための手法の1つとして多くの企業で導入されています。マネジメントシステムでは、ISO規格要求事項に基づいて各プロセス(業務・部署)でPDCAサイクルを運用して継続的改善が行…
ISO内部監査に必要な切り力
今回のテーマは「ISOの内部監査に必要な切り力」です。 ISO運用で監査の指針となるISO 19011規格があり、本テーマでは当規格を参考にISO内部監査員が監査を実施するために必要とする力量・資質について解説していきます。 内部監…
ISO内部監査員は何が大変なの
今回は「ISO内部監査員は何が大変なのか」です。 内部監査は、一般的には自組織の一員である社員が監査員として監査を実施することが多く、内部監査員の代理人(例えば、コンサルタント)に比べ、会社の仕組みや社内ルールなど理解されていることから、…
⑥内部監査における不適合品管理について
今回のテーマは「不適合品管理」です。 本テーマの不適合管理では、内部監査での不適合指摘を「組織全体にかかわる指摘」と「被監査部門にかかわる指摘」に大別し、さらに「被監査部門にかかわる指摘」のうち、製品品質に直接影響のある製造・生産管理…
ISO9001:2015 4.3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定
今回は「4.3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定」についての解説です。 ISO9001:2015規格では、品質マネジメントシステムの適用範囲について「4.3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定」で記載されていますが、IS…
自社で内部監査を用意する時の心構え
ISO内部監査(第一者監査)では、組織の社員が監査を行う方法と、ISOコンサルタントと契約して監査を依頼する方法があります。本稿では、組織が社員より内部監査員を任命して監査を実施する際のメリット/デメリットや、留意事項について記載します。 …
なぜ今、労働安全衛生マネジメントが必要なのか?
組織における労働災害事故の防止活動および職場の安全衛生活動を活性化し、より快適な職場環境を形成するための方策として労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)が期待されています。厚生労働省から毎月公表される死亡災害発生状況・死傷災害発生状…
ISO9001の要求事項である4.1組織及びその状況の理解について理解しよう
「4.1組織及びその状況の理解」は、ISOマネジメントシステム規格共通(MSS共通テキスト:Management System Standardの採用)の要求事項で、マネジメントシステムのPDCAサイクルではPlan(計画)にあたる部分です…
内部監査員から見たISO審査員による二次審査のチェックポイント
今回のテーマは、「二次審査」(初回審査)です。一次審査について詳しく知りたい方はこちら。 一次審査は主に書類審査で、ISO規格要求を正しく理解していること、自社で作成したマニュアルがISO要求事項に適合しているか、マネジメントシステム…
リーダーシップ及びコミットメント
本稿は、ISO9001:2015要求事項 箇条5.1「リーダーシップ及びコミットメント」についての解説です。 リーダーシップ及びコミットメントの「リーダーシップ」とは? 要求事項:箇条5.1リーダーシップ及びコミットメントは、5.1…