ライター 安澄優乃

安澄優乃
長年、企業のISO内部監査に携わってきたライター。現在も企業のISO内部監査や更新審査に携わっています。ISO9001やISO27001の分野でも活躍中。豊富な経験や知識を活かし、外から見えにくい内部監査の細かい部分など、ISOに携わる人々にわかりやすく情報発信をしていきます。

審査機関の選定方法
本稿では、ISO審査機関の選定方法について解説します。 ISO認証を取得する場合、ISOコンサルタント会社を利用される企業は多いですが、ISOコンサルのサポートを受けずにマネジメントシステムを構築し、自社の力で認証を取得することも可能…

自社で内部監査を用意する時の心構え
ISO内部監査(第一者監査)では、組織の社員が監査を行う方法と、ISOコンサルタントと契約して監査を依頼する方法があります。本稿では、組織が社員より内部監査員を任命して監査を実施する際のメリット/デメリットや、留意事項について記載します。 …

目標に向かうために重要なISO9001「7.3認識」
今回のテーマは「ISO9001:2015 7.3認識」です。 「認識」という言葉は色々なシーンでよく使用されますが、weblio(オンライン百科事典)によると、認識とは「ある物事を知り、その本質・意義などを理解すること」とあります。品…

労働安全衛生方針ってどんなもの?
「労働安全衛生方針」は、労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)の認証取得有無に関わらず、事業場全体で安全衛生管理・労働災害防止活動に取り組む際に重要になります。事業者(経営者)は、国内における労働環境や労働災害状況、労働安全衛生に関…

ISO27001取得にあたって、ISMS事務局は設置すべきなのか?
いまや企業/組織では、日常業務でITを活用して工数削減や業務の効率化、ペーパーレス化、経営資源の有効活用など様々な改善活動を推進し、その成果を伸ばしている企業/組織は多いのではないでしょうか。また、IT化を推進する上で情報セキュリティ対策が…

内部監査員から見た定期審査/更新審査のポイント
今回のテーマは「内部監査員から見た定期審査/更新審査のポイント」についてです。 認証機関の審査を「第三者監査」と呼びますが、その目的は、審査を受ける組織のISO規格への適合に基づく認証の授与または認証の継続です。 ISO認証の有効期…

セキュリティ対策の種類と対策方法とは
今回のテーマは「情報セキュリティ対策の種類」です。 企業では多種多用な情報資産を保有し、適時適切に情報が社内・社外へと開示されます。情報資産は、技術情報や顧客・個人情報など「情報」だけでなく、ネットワーク、コンピュータ、情報システム/…

⑤内部監査における設備機器・工具管理(構成機器)のポイント
「設備機器・工具管理編(校正機器)」は、製造現場で使用する設備機械や工具類の精度を管理する「校正」をテーマにした内容となります。製品品質を管理する上で「校正」は必要不可欠ですので、是非ご一読ください。 まず、校正の必要性についてです。…

ISO9001:2015 5.2 品質方針
今回は「ISO9001:2015 5.2 品質方針」についての解説です。 品質管理では、「顧客満足」、「顧客ニーズ」といった顧客志向の考え方を前提に事業活動を推進しますが、品質マネジメントシステムを導入することは顧客志向を実現するため…

人と人との関係性が重要!ISO9001「7.4コミュニケーション」とは
本稿は、「コミュニケーション」というテーマの中で、ISO9001規格におけるコミュニケーションに対する要求事項という形で「ISO9001:2015 7.4コミュニケーション」について解説します。 コミュニケーションの必要性 コミュニ…