東京都豊島区には、どのような助成金・補助金があるのでしょう。
- ホームページ作成支援
- 見本市等出展支援
- エコアクション21認証取得費助成
- 豊島区エコ事業者普及促進費用助成金
4つについて、まとめてみました。
ホームページ作成支援
豊島区内の中小企業者や中小企業を創業する予定者などが対象で、新たにホームページを作成する際にかかる外部委託費用を補助します。ただし、
- すでに存在するコンテンツの更新や通信費
- つくろうとするホームページが、他サイトの一部
といった場合は対象外。補助金は、対象経費の半分以内で上限は5万円です。
「インターネット」が当たり前の今、ホームページは欠かせないもの。現代は、スマホやパソコンでなんでも事前に検索するのが当たり前です。
また、SNSそしてホームページを通じて、お店や事業所の存在をユーザーに伝えることも容易な時代。ホームページの作成は、できるだけ早い方がよいでしょう。
見本市等出展支援
豊島区内の中小企業者や中小企業者が集まって構成された団体が対象で、
- 博覧会
- 展示会
- 見本市
などへの出展を考えた場合に補助を受けることができます。経費対象となるのは、出展小間料。補助金は経費の半分以内で上限は10万円で、補助してもらえる回数は、年度内で1回のみです。
対象となる会の前に交付しないと、申請対象となりません。また、「としまものづくりメッセ」も対象外です。
商談につなげたり製品やサービスを知ってもらったりするうえで、博覧会や展示会などへの出展は大きな力となりますが、コストもかかるため、悩みの種となりがち。支援制度を利用することで、コスト面が楽になることは間違いありません。活用を視野に入れましょう。
「そもそも助成金って何?」「個人事業主でももらえるものなの?」という疑問をお持ちの方はこちら!助成金の制度や仕組みについてわかりやすく解説しています!
助成金とは?対象者や受給条件・申請の方法まで徹底解説エコアクション21認証取得費助成
環境省が、ISO14001をもとに作成した環境マネジメントシステムが「エコアクション21」。このエコアクション21の認証を新規取得する際にかかる審査や登録の費用を、助成してくれます。金額は対象費用の半分で、上限は10万円。
エコアクション21は、ISO14001より安価な金額で取得できます。それだけでなく、
- 中小事業者でも、難しくなく環境に良い経営を行う仕組みがつくれる
- 二酸化炭素を減らすため、環境への配慮も進む
などといったメリットもあるのです。
つまりエコアクション21とは、業務効率化及び環境配慮、それらによって取引先といった周囲からの信頼性を高める素晴らしいシステムのこと。取得しておいて損はありません。
豊島区エコ事業者普及促進費用助成金
事業所内に、エコ設備を導入する際にかかる費用の一部を支援する助成金で、必ず「省エネルギー診断」を受けなければなりません。診断して、「設備の更新が必要」と判断されていなくてはならないのです。
そのほか、
- 申請する際に、税金の滞納がないこと
- 定められた期間までに、機器の設置が完了したことを記載した書類を提出すること
- 設備を「購入」して導入すること
といった要件を満たしていることも必要です。助成金額は、設置費用の半分で、上限は条件によって40~60万円。
省エネルギー診断の結果が出るまで、2~3ヶ月ほどかかるそうです。かなり長い期間ですよね。助成金の受給を考えた際は、できるだけ早く省エネルギー診断を受けましょう。
豊島区の助成金・補助金制度で特徴的なのは「エコ」
豊島区では、
- 他の区でも行われているホームページ作成支援
- 展覧会や展示会出展への支援
といった助成金・補助金の制度が存在します。中でも特徴なのは、「エコ」でしょう。
エコアクション21やエコ設備の導入といった、「エコ」に対する助成金制度があるのです。エコに関する支援制度を取り入れれば、豊島区のみならず地球全体の環境保全につながります。また取り組みを通じて、従業員の意識改革もなされるでしょう。豊島区限定の助成金・補助金をぜひ活用して企業の成長に役立ててみてください。