世田谷区に存在する助成金や補助金には、何があるのでしょう。
- 事業用等駐車場の緑化助成
- 活力ある商店街育成事業
- 子ども基金助成事業
- 商店街イベント支援事業
4つを見ていきます。
目次
事業用等駐車場の緑化助成
駐車場の緑化を進めることで、支給される助成金です。たとえば、
- 木を植える
- 芝を張る
- 舗装やブロック塀などを撤去する
といった内容に対して、助成金を支給するのです。対象者は、駐車場の管理者もしくは所有者。
緑を配置すると景観が良くなるため、周辺の人に安らぎがもたらされます。それだけではありません。緑は植え方によって、柵の変わりとなりますよね。「緑が他者の目線から自分の車を隠してくれる」。これによって、利用者の心も穏やかになるのです。
活力ある商店街育成事業
商店街を整備及び活性化するための事業に対して、支給されるもの。
- ハード事業
- ソフト事業
と2つあります。
ハード事業の対象は、商店街そのものに対して。
休憩所の設置や街路灯の整備など、商店街がより快適になったり安心して使えるようになったりすることを目指す事業です。
対してソフト事業の対象は、ホームページを制作するといった、商店街の活性化を支えるもの。さまざまな面から商店街を盛り上げる助けとなる、そんな事業に対して助成されるものなのですね。
「そもそも助成金って何?」「個人事業主でももらえるものなの?」という疑問をお持ちの方はこちら!助成金の制度や仕組みについてわかりやすく解説しています!
助成金とは?対象者や受給条件・申請の方法まで徹底解説子ども基金助成事業
- さまざまな活動を通して、子どもの成長を助ける
- 障がいや非行など、助けが必要な子どもや家庭を支える
- 親の子育てを助ける
- 子育てに関する情報を発信したり、ネットワークを構築したり、地域そのものが子育てに貢献できるよう助ける
そんな事業に対して助成するものです。
助成金は、団体の区分によって、
- 5万円
- 10万円
- 25万円
- 50万円
- 100万円
と変わります。
平成30年度第1回では、
- 難病といった状況で外に出られない子どもたちの学習支援
- 親子で楽しめる移動美術館やおやつづくり、自然体験
- 映画鑑賞やジャズ音楽といった芸術系のワークショップ
などが開催されました。子どもはもちろん親もそろって楽しめる、また学べる、そんな事業が行われたのです。
こうした事業に参加することで、子ども同士のネットワークは広がります。また、参加した子どもたちが、将来支援する側に回ることもありえるでしょう。今だけでなく先にもつながる活動の芽となっているのです。
商店街イベント支援事業
商店街が実施するイベントを支える助成です。
イベント支援事業
「地域が活発になれば…」といったことを目的に行うイベントを支援します。限度額は6,000千円。
商店街活性化青年部・女性部イベント事業
若い世代や女性が中心になって新規事業を行う場合への支援です。限度額は500千円。
社会貢献型イベント事業
商店街そのものがメインとなって行い、かつ「社会貢献」を目的としたイベントへの支援です。限度額は500千円。
まちゼミ・まちバル支援事業
新たなお客さんを商店街に呼び込むためのイベントを支援するもの。
- まちゼミ:それぞれの店に存在するマスターが講師となって行う人数の少ないゼミ
- まちバル:参加者は好きな店で飲食、店舗はそれぞれでオリジナルのメニューを作る
「イベント」とひとくくりになっておらず、さまざまな視点から行われるイベントを助成していると分かります。開催内容や開催者に応じて助成が存在すれば、いろんなイベントが実行しやすいことも確か。商店街の活性化に役立ててみるのは、いかがでしょう。
特徴は緑化や子ども
世田谷区の助成金・補助金が持つ特徴は、緑化や子ども、商店街のイベント支援。
- 緑を増やして景観もよく安らぐ区へ
- 次世代の担い手となる子どもへの支援を
- 商店街が実施するイベントを内容ごとに支援
といったことが行われているのです。