LED照明の優位性を実感、8つのメリット
LED照明は、今までの照明に比べて圧倒的に長寿命・省エネです。白熱電球と比べると消費電力は最大約90%少なく、電気代を約10分の1まで削減可能。寿命が長いため、電球の買い替えや交換の手間が減ります。また紫外線や熱をほとんど出さないため、店舗内や工場内の商品を傷めず、害虫の侵入も減少。夏場の空調効率も向上し、快適性が得られます。
長寿命のLED照明
LED照明の寿命は40,000~60,000時間もあります。一般普及している照明の中で、白熱電球の寿命は1,000~2,000時間、蛍光灯の寿命は6,000~12,000時間程度ですので、LED照明は今までのものと比べるとはるかに長寿命な照明です。
LED照明が使える期間を試算 仮にLED照明の寿命を40,000時間と仮定した場合、なんと常時点灯の状態で4年半、毎日16時間の点灯(週休2日・年間稼働日数を250日として試算)だと10年も使える計算になります。また、長寿命であるため交換頻度がとても少なくて済むため、高い天井・トンネルのように交換に手間やコストのかかる場所の照明に最適です。 |
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カタログ記載の寿命 照明用白色LEDの寿命は「初期全光束の70%になるまでの総点灯時間」と、(社)日本照明器具工業会によって基準が策定されています。一般的なLED照明のカタログに記載されている寿命は、この(社)日本照明器具工業会の基準に基づいた推計値です。 |
急に切れない・徐々に明るさが落ちる
白熱電球は寿命になると突然切れてしまいますが、LED照明は寿命が近づくと明るさが落ちるだけです。断線などの故障時を除いて突然切れてしまい交換しなくてはならないということはありません。
紫外線をほとんど含まない光
LED照明の光には、紫外線がほとんど含まれていません。そのため照明焼けが発生しませんから、絵画などの美術品や陶磁器などの工芸品に照射しても品質劣化しにくいという特性があります。長期保存は必要だけれど、展示も必要といったニーズにも最適です。
光の雰囲気や輝度を自在に調光
LED照明は応対速度が素早いため点灯や点滅に強いという特性がありますが、調光・発色(昼白色~電球色)を自由に変えられる照明も商品化されています。また発色のフルカラー調光も可能な製品も近い将来登場するでしょう。
消費電力が極めて低い
LEDの消費電力は白熱電球の20~25%と高い省エネルギー効果があります。これは、蛍光灯と比較しても40~50%も低い消費電力です。近年叫ばれているCO2削減や地球温暖化防止にも適しており、地球環境とお財布に優しい照明としてポジションを固めつつあります。
スイッチオンで瞬時に点灯
LEDはスイッチを入れた瞬間に点灯します。例えば、工場・倉庫・体育館などでよく使用されている水銀灯をLEDに交換することで大きなメリットを受けることができます。消してからすぐに点灯したいといった場合でも応答速度が非常に早い為すぐに点灯しますし、未使用時間帯のまめな消灯をすれば、より一層の省エネ効果につながります。
虫が近寄らない・虫が来にくい理由
虫は光源の中に含まれている紫外線に引き寄せられて集まってきます。LEDは紫外線をほとんど含まないため、LED照明を導入すると虫が近寄りにくい環境を構築することができます。衛生面を大事にしたい飲食店や観賞目的など、屋外でライトアップするタイプの店舗・施設にとって、LED照明は非常に適しています。
LED照明は低発熱かつ赤外線がほぼゼロ
LEDには、通電して光を放っても発熱しないという特性があります。照射部位に触れても熱くないので、熱の問題で設置できない場所に設置することもできるようになりました。また、光には赤外線がほとんど含まれていないため、照射部分が熱くなることもありません。その一方で、LEDの基盤はそれなりに発熱しますので、LED照明の基盤には若干の放熱対策が必要です。