体験談から学ぶ!失敗しない夢の「自分のカフェ」開業計画

体験談から学ぶ!失敗しない夢の「自分のカフェ」開業計画

目次

  1. 1.カフェ経営、成功すると収入はどのくらい?
  2. 2.同じ轍は踏まぬように…カフェ開業の失敗例
    1. 高齢者向けのカフェを開業するも……
    2. ついに夢のカフェを開業したが現実は厳しかった
    3. ドッグカフェを開業!開始直後は順調だったのに失敗した例
  3. 3.カフェ開業ブログは、宝(情報)の山
  4. 4.場所・時間など…実際に開業する時に考えたいこと
    1. 開業する場所
    2. 営業時間
    3. 営業形態はさまざま
  5. まとめ
    1. ★キャッシュフローの管理
    2. ★商品を宣伝する努力
    3. ★集客の工夫
    4. ★採用

カフェは飲食店ビジネスの中でも特に人気のジャンルです。「脱サラして将来は自分のカフェを起業したい!」といった夢を抱いている人は多いのではないでしょうか。しかし、カフェの人気とは裏腹に経営に失敗し、廃業してしまう経営者が多いのも事実です。カフェ事業で絶対に失敗しないためにも、本記事でご紹介する体験談や経営ポイントをご覧ください。

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1.カフェ経営、成功すると収入はどのくらい?

多くの方が憧れるカフェ経営ですが、起業すると収入はどの程度期待できるのでしょうか。一般的なカフェとして「家賃15万円」「人件費20万円」「客単価1,000円」というケースを想定しましょう。

この場合、1日100人ほど来店するような人気店にもなれば成功と言えるでしょう。月々の粗利から人件費・雑費を差し引くと100万円程度となるため、安定した来客があれば年収1,000万円以上も夢ではありません。

一方、1日の来客半分以下の40人程度になった場合、見込める収入は20万円程度です。一般的なサラリーマンの月収と比較しても、十分とは言えません。1日20人程度の来客であれば、カフェ経営の継続自体が困難になってしまいます。

2.同じ轍は踏まぬように…カフェ開業の失敗例

良くも悪くも、カフェ起業の失敗例はたくさんあります。開業前に反面教師として振り返っておけば、経営に役立つヒントが見つかるかもしれません。

高齢者向けのカフェを開業するも……

夫婦2人で田舎に暮らしていた主婦が、自宅近くの土地を購入してカフェを開業しました。開業当初は、ビジネスとしてではなく高齢者の憩いの場になればいいという気持ちで経営を行っていたようです。しかし、人口が少ない、高齢者にカフェ文化が根付いていないといった土地柄から、店舗に安定した集客をキープできず廃業にいたってしまいました。

ついに夢のカフェを開業したが現実は厳しかった

20代のうちに会社員として働きながら資金を貯めて、30代になって念願のカフェの開業を達成した女性。カフェで提供する食事などの勉強にも余年はなく、起業の準備は万端でした。店舗の設計もイメージどおりに仕上がっていたようです。

準備の甲斐あってか、開業後の集客は申し分ありませんでした。しかし、その後の客足は伸びるどころか、どんどん落ち込んでしまいます。どうやら店舗に駐車場がなかったことが、集客の安定にいたらなかった原因のようです。

ドッグカフェを開業!開始直後は順調だったのに失敗した例

ドッグカフェを開業するもわずか1年半足らず閉店へと追い込まれたケースもあります。開店直後は、犬を飼っている友人やSNSの宣伝によって多くの人たちがカフェへと訪れて立ち上がりは上々でした。その後、しばらくの間はお客さんも減ることなく、経営は順調だったようです。

しかし、ある日を境に犬に関するクレームをカフェに受けるようなってしまいました。具体的には、犬の飼い主が糞の後始末をしない、犬が怖くて通学路の道が通れないといった趣旨のものです。これらクレームに繰り返し対処をした結果、お客さんからのカフェへのイメージが悪くなりました。その結果、次第に客足も遠のき始め、そのまま閉店へと追いやられていました。

3.カフェ開業ブログは、宝(情報)の山

カフェ開業に関する有益な情報が欲しければ、ブログ記事をチェックするのがおすすめです。特に、実際にカフェを開業させた人が執筆しているブログは、新米カフェ経営者にとって宝のような情報の山と言えます。

何よりも有益なのが、実際にカフェを開業した人にとって必要な知識が書かれている点です。カフェを開業するにあたって見落としていたことや気づくべき点がたくさん見つかるでしょう。

4.場所・時間など…実際に開業する時に考えたいこと

カフェを開業する際、特に重視して考える必要があるポイントをご紹介します。収入にも大きく関わる部分でもあるので、くれぐれも適当に決めるようなことはやめましょう。

開業する場所

カフェを経営するにあたって場所をどこにするかは、非常に重要なことです。場所選びで失敗して閉店してしまうカフェは跡を絶ちません。

「田舎なのか・都心なのか」「近くに同業者がいないのか」「周辺には学校や図書館など公共施設があるか」といった要素が、集客に大きな影響を与えます。立地によっては、近隣の駐車スペースが必要かどうかも重要な判断基準となるでしょう。

営業時間

最もニーズの高い時間に店舗が営業していなければ、大きな売上を逃してしまいます。集客が見込める時間帯は、近隣の施設や地域の風土によって変わってくるので、よく検討してから決めましょう。

営業形態はさまざま

自宅の一部をカフェスペースとして営業する自宅カフェや週末だけ自宅、レンタルスペース、他店の一部を借りて営業する週末カフェは、開業するための資金も少なくリスクも最小限に抑えられます。あまり起業に自信がない場合は、腕試しとして自宅カフェや週末カフェから始めてみるのもオススメです。一日だけでも自分の力でカフェ経営を行ってみれば、頭で想定できる以外の細かい部分も見えてきてスムーズな起業ができます。

まとめ

最後にこれまでご紹介したことを元にカフェ経営において気をつけるべきポイントをまとめます。

★キャッシュフローの管理

→経理の体制を整えましょう。売上金の管理、入出金をしっかり帳簿につけて、常に予算や経費の枠を意識してください。

★商品を宣伝する努力

→いくら商品に自信があってもお客様が気づかなければ店舗に買いにきてはくれません。

SNSやブログ記事などを駆使して、お店と商品のアピールをしましょう。

★集客の工夫

出店する地域選びや物件探しは非常に大事です。起業する前にまず地域住民の年齢層、繁華街に近いのかどうか、平日と土日でどのくらい人の流れが変わるのか開業前にデータをとってください。

妥協して出店をし、売上が伸びず失敗なんてことにならないようにしましょう。

★採用

カフェをオーナーが一人で経営するのは難しいため、スタッフの採用と教育が大事になってきます。採用してもすぐに辞めてしまうことが続くようなら店舗の労働環境を見直しましょう。仕事のマニュアルの作成、新人スタッフのサポートやシフトの相談にのるなど、経営者として真摯な態度で接しましょう。

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カフェ経営は開業してからが本当の勝負です。しかし、失敗してしまうような要素は開業の準備段階で排除する必要があります。開店後の経営に集中するために、カフェ開業の体験談などを調べて勉強し、失敗リスクを可能な限りなくすようにしましょう。

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