事業者も電気料金プランを選べる!?電力自由化で経費削減するメリット・デメリット

事業者も電気料金プランを選べる!?電力自由化で経費削減するメリット・デメリット

目次

  1. 電力自由化で料金は本当に安くなる?
  2. 新電力に乗り換えるメリット・デメリット
    1. メリット1 電気料金が安くなる
    2. メリット2 独自のサービスを受けることができる
    3. デメリット1 契約に縛りが設けられている
    4. デメリット2 検針票が届かない
  3. 乗り換えには何が必要?

2016年に電力小売り全面自由化がされて以降、電気料金プランの乗り換えは10%程度しか進んでいないと言われています。あれだけ騒がれていた電力自由化もすっかり落ち着いてしまいましたね。
その理由は、「消費者にとって、それほどメリットのないものであった」ということが最も大きな要因です。電力小売事業者は、できるだけ大量の電気を売りたいですから、どうしても電力消費量の少ない個人より、法人向けのサービスに特化する傾向にあるのです。

逆に言うと、事業者であれば電気料金プランを乗り換えることで今よりも電気料金を節約して経費を削減できる可能性が高いということです。以下では、事業者の方向けに電気料金を乗り換えるメリットやデメリットについてご紹介していきたいと思います。

電力自由化で料金は本当に安くなる?

現在お使いの電気料金プランが何なのかによっては、乗り換えで高額になるケースが考えられます。

そもそもですが、これまで東京電力や関西電力を始めとする電力会社と呼ばれる会社は、消費電力が少ない個人宅に電力供給することは赤字だったのです。
電力というのは公共事業に近いですから、「儲からない客」にも電力を供給する必要があります。そのかわりに、これまで電力会社は独占市場というものを持っていたのです。

これが電力自由化によって、様々な事業者が参入してきました。この事業者が参入してきたことによって、「儲かるお客様」の取り合いが始まるのです。
「儲かるお客様」とは、ズバリ月々10,000円以上の電気料金を払っている方です。中規模程度の店舗を経営していれば、だいたいこれくらいの電気料金は普通に上回ると思います。

ですので、店舗を経営されていたりオフィスを借りている場合は多くの場合電気料金プランを見直すことで安くすることができます。

新電力に乗り換えるメリット・デメリット

電力自由化によって誕生した電力小売事業者によって供給される電気のことを新電力とも言いますが、新電力に乗り換えることでどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
以下では順番に解説していきたいと思います。

メリット1 電気料金が安くなる

先程も解説した通り、多くの事業者の場合は電気料金を安く抑えることができます。
現在の契約プランや電力使用量によってどれくらい安くなるのかというのは異なりますので、こちらのサイトからシミュレーションしてみてください!
年間でどれくらい安くすることができて、毎月の支払い料金がどれくらいになるのかを算出することができます。

メリット2 独自のサービスを受けることができる

電気契約先によっては、セット契約することで独自のサービスを提供している企業もあります。例えば、消費者向けのサービスで言えば@niftyは、niftyでんきとインターネット回線の@nifty光を同時契約することで割引を受けることができたりしますね。事業者向けでこのようなサービスはあまり聞いたことがありませんが、電力を大量に消費しているのであれば何かしらのサービスをしてくれる会社もあるかもしれません!

デメリット1 契約に縛りが設けられている

電気契約では、インターネット回線や携帯電話の契約と同様に、契約期間の縛りが設けられているため途中解約をする場合には違約金が発生することがあります。
そのため、電気料金が逆に高くなってしまった場合に、解約しようにも違約金がかかってしまうということになりかねません。

しっかりと安くなることが確実な状態で乗り換えをするようにしましょう。

デメリット2 検針票が届かない

新電力を導入すると、スマートメーターという計測器を無料で設置することになります。このスマートメーターは、「どれくらい電気を使っているのか」ということをスマートフォンなどで管理ができるようになる便利なツールですが、検針票が届かなくなります。また、もし検針票を希望する場合は発行が有料になる場合もあります。紙で経費などを管理している場合は少し不便かもしれませんね。

乗り換えには何が必要?

電気プランの乗り換えといえど、大掛かりな工事が必要になるわけではありません。すでにご契約中の電力会社が利用している送電網を利用するため、簡単な書類による手続きのみで電気料金を切り替えることが可能です。
そのため電力の供給が不安定にあることもなく、電気の質もそのままに電気料金を安くすることが可能ですし、ほとんどの手続きは電力小売事業者側で行うため、手間なく切り替えることが可能です。

弊社でご案内させていただいているJPでんきでは、事業者向けのサービスとして特化しているため、使用電力が大きければ大きいほど電気料金を抑えることができます。どれくらい安くなるかシミュレーションをすることも可能ですので、是非一度ご活用いただき、検討してください!

JPでんき公式サイト

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