非接触ICカード決済、QRコード決済、クレジットカード決済でどのような機器が必要なのか

非接触ICカード決済、QRコード決済、クレジットカード決済でどのような機器が必要なのか

目次

  1. クレジットカード決済
  2. QR決済
  3. 非接触ICカード決済
  4. まとめ

近年はキャッシュレス化が世界的に異常な速度で進展しており、様々な支払い方法が出てきました。世界ではもはや現金で支払いをする機会のほうが少ないというくらいで、一方の現金主義を貫いている日本は「キャッシュレス後進国」などと揶揄されることもあります。

政府としてはその現金主義に終止符を打つべく、2020年の東京オリンピックに向けて是が非でもキャッシュレス化を進めていこうとしており、補助金などを支給していることをご存知の方も多いのではないでしょうか。

さて、事業主たる皆様も、「うちもキャッシュレス化、対応したほうが良いのでは?」と考えてこのページをご覧いただいているかもしれませんね。しかし、キャッシュレス化に対応するためにはカード番号なり、磁気なりを認識させる機械が必要になってきます。

「その機械っていくらくらいして、どれくらいの大きさなの?」とお考えの方も多いかもしれませんね。ということで今回は、どの支払い方法でどんな機械が必要なのかということについてご紹介していきたいと思います。

クレジットカード決済

「クレジットカードは危ない」なんて言っていた時代が懐かしくなってしまいますが、現在では当たり前に使用されていますね。そんな皆さんも一度はカード決済を利用したことがあるのではないでしょうか。

カード決済は、カード会社に問い合わせて決済を行う場合には紙とペンと電話さえあれば決済が可能ですが、こういった方法で支払いをするためにはとても時間がかかってしまいます。早くても5分くらいでしょうか。

5分間お客様からカードをお預かりして、お待ちいただく……それでは「現金で支払ったほうがましだ!」と思われてしまいますから、すばやく決済を行う必要があります。その、すばやく決済を行う方法が専用のカードリーダーを利用した方法です。

つまり、店舗にてカード決済を導入する場合にはカードリーダーは必須となります。カードリーダーには様々な製品がありますが、だいたい以下のような製品が主流です。

  • Square
  • Coiney
  • フレッツスマートペイ
  • スマレジペイメント
  • 食べログペイ
  • Anywhere

それぞれ特徴が異なりますので、カード決済を導入する場合にはよく比較した上で決定するようにしましょう。

QR決済

QR決済は専用のモバイルアプリでQRコードを読み取らせる、あるいは読み取ることで決済が可能なシステムです。

この決済方法では、POSレジなどに接続することでPOSレジがQRコードを認識できるようにする機械も存在しますが、基本的にタブレット端末があれば導入することが可能です。QR決済を利用するお客様のスマートフォンにはアプリが入っていますから、そのアプリを専用のアプリで読み込めばよいのです。このため、極端な話ですが事業主の皆さんがお持ちのスマートフォンで決済を行うことも可能です。

このため、すでに店舗用にタブレット端末をお持ちであったり、購入を検討したりしている場合は初期費用0円でキャッシュレス対応を行うことが可能なのです。

また、いくつかのQR決済サービスは現在決済手数料無料キャンペーンを実施しています。普及させるために実際に店舗に導入してもらわなければなりませんから、無料キャンペーン等によって導入障壁を下げているのです。

例えば飲食店などの場合はクレジット決済の場合カードの決済手数料として決済金額の10%ほどが取られることは珍しい話ではありませんが、しばらくの間はその手数料がかからないというのは嬉しいですね。

普及が急速に進むQR決済、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか?

非接触ICカード決済

非接触ICカードというのは、交通機関などでも利用可能なSuicaやPASMO、ICOCA、PiTaPaといったカードのことです。このカード決済はコンビニでも利用している人が多いですね。

ICカード決済を導入するためにはFelicaリーダーというものが必須になります。

QR決済やモバイル決済が主流になってきている今、わざわざ導入コストを支払ってまでICカード系の支払い方法をわざわざ導入するメリットは少ないですね。ただ、「財布を忘れてしまったサラリーマン」がターゲットに含まれるのであれば、交通系ICカード決済の導入も検討しても良いかもしれません。

まとめ

こうしてみると、

  • それなりに導入コストも必要になるが、利用者は多いクレジットカード決済
  • 導入コストも安く、これからのユーザー数増加が期待されるQR決済
  • 導入コストも必要で、ユーザー数の増加もそれほど見込めないICカード決済

というイメージになりますでしょうか。ただし、お店のターゲット層によってはICカード決済が効果的なこともありますので、導入にあたってはお店のターゲット層と決済方法がマッチするのかということを今一度考えてみましょう。

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