日本でよく使われるQR決済はどれ!?サービス別ランキング

日本でよく使われるQR決済はどれ!?サービス別ランキング

目次

  1. 1位 楽天Pay
  2. 2位 PayPay
  3. 3位 LINE Pay
  4. 4位 Origami Pay
  5. まとめ

2018年に経済産業省が発表した『キャッシュレス・ビジョン』によると、世界ではキャッシュレス化が50%前後の割合で進展しているのに対して、日本では18.4%にとどまっていることがわかります。

しかし、キャッシュレス化の波はグローバル化やスマートフォンの普及によってますます進む見込みです。特に中国で急速に普及したQR決済は2018年ごろから日本でも話題になっており、東京都を中心に様々な小売店や飲食店も対応を始めています。都内にお住まいの方なら「PayPay使えます」と書かれた看板を一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

さて、そんなQR決済ですが、まだまだ普及段階とはいえ現時点でも様々な企業がサービスを提供しており、事業主の皆さんは「一体どれを導入すれば良いのかわからない」とか「全部導入するにしても初期費用が高いしなぁ…」などとお考えなのではないでしょうか。

今回は、日本でよく使われている、あるいは今後使われるであろうQR決済をランキング形式でご紹介するとともに、各サービスの特徴についてご紹介していきたいと思います。

1位 楽天Pay

楽天Payは言わずとしれた「楽天株式会社」が提供するQR決済サービスです。楽天のキャッシュレスと言えば、「楽天カード」が有名ですよね。クレジットカードで成功を収めている楽天がプロモーションを手がけるQR決済ということで、今後もユーザー数が増加していくことはまさに折り紙つきで約束されていると言えるのではないでしょうか。

楽天Payは楽天ポイントが還元されます。さらに楽天カードと合わせて利用することでポイントが貯まりやすくなるというメリットもあるため、楽天カードを持っている人がQR決済を登録する場合に第一候補となるのが楽天Payでしょう。

楽天Payを導入するメリットは「ユーザーが多いから」だけではありません。QR決済を導入することで楽天が提供するクレカ・電子マネーにも対応することが可能なのです。このため、楽天Payを導入すれば「楽天ポイントが貯まるお店」とお客様から認識してもらうこともできますので、リピートしてもらえる可能性が高くなるのです。

店舗経営者の皆様は新規顧客獲得よりもリピーターを獲得したいと考えている方が多いと思います。そんな場合は、まず楽天Payを導入してみましょう。

2位 PayPay

色々と問題もありましたが、知名度で言えば現在はTOPクラスなのがPayPayです。PayPayの運営母体「PayPay株式会社」はソフトバンクとYahoo!ですから、この2社の財力を使って今後もますます積極的にプロモーションが展開されていくことが予想されます。

PayPayを利用した人が10%の確率で全額ポイント還元されるキャンペーンはかなり話題になりましたが、このようなインパクトの強いキャンペーンが実施されれば、ユーザー数も相当増えることが見込まれるのです。

しかし、ユーザーが継続的に使い続けるかどうかは楽天Payのように魅力的なポイントが付与されるかどうかというポイントが重要であるため、今後のユーザー数増減については不透明です。

現在PayPayは手数料0円キャンペーン中であり、導入コストが少なくて済むというメリットがあるため、「とにかく費用をかけたくない」という方はまずはPayPayから導入してみても良いかもしれません。

3位 LINE Pay

LINEといえば、日本人が1to1のコミュニケーションを交わすために必須のメッセージアプリといっても過言ではありません。最早誰もがスマートフォンやパソコンにインストールをしており、様々な用途で利用されています。

そんなLINEもQR決済サービスを提供しています。

LINE Payの最大の特徴は「送金機能」「割り勘機能」といったメッセージアプリ特有の「コミュニケーション」をテーマにしたサービスであるという点です。友人とご飯を食べて、LINE Payで割り勘する、誕生日の友達にLINE Payで送金する……のような機能があるため、「こういう機能がある」とユーザーに広まったときに爆発的に利用者が増える可能性があります。

文化として根付く可能性を秘めているサービスというのは注目株です。LINEが私達の生活に欠かせないものになったように、LINE Payも私達の生活に欠かせないものになる可能性があります。

4位 Origami Pay

Origami Payは株式会社Origamiが提供するQR決済サービスです。特にこれといってポイントなどの魅力は他のQR決済と変わりませんが、Origami Payを導入すればAlipay(中国で最も利用されているQR決済の一つ)に対応することができるという点です。

インバウンド向けにQR決済を導入しようと考えている事業主の方もいらっしゃるのではないでしょうか?特に中国人観光客はAliPayが使えると喜んでくれます。

観光客向けにもサービスの展開を考えている事業主の皆様は、Origami Payから導入を進めると良いかもしれません。

まとめ

現在日本にも様々なQR決済サービスがあり、各社様々なプロモーションを行っています。クレジットカードでも「VISAさえ対応しておけば良い」というわけではないように、QR決済も複数のサービスを導入するに越したことはありません。

ただ、優先順位はある程度決めて対応しておく方が良いかもしれませんね。そのときに一番大事なのは、「皆さんの事業において、ターゲットはどんな人で、どのようなサービスを利用する可能性が高いか」ということです。お客様あってこその店舗ですから、お客様が喜んでくれるサービスから優先的に導入を進めると良いでしょう。

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