バーを開業するのに必要なものリスト

バーを開業するのに必要なものリスト

目次

  1. 厨房周り
  2. 客室スペース周り
  3. 会計・事務用
  4. 備品を選ぶ時の注意点
    1. 予めオペレーションを予測しておく
    2. 机や椅子は家庭用のものではまかなえない
    3. 事前に保健所に相談しておこう
    4. 電化製品は中古品を避けよう

バーを開業するにあたって、準備するものはいろいろあります。では具体的にどのようなものが必要になるのでしょうか? コンセプトや営業スタイルによっては異なってくると思いますが、バーの開業にあたって最低限必要なものをリストにしてまとめてみましたので、ぜひ参考にしながら開業準備を進めてみてください!

厨房周り

厨房周りの必要なものは、料理の提供の有無によっても変わってきますので、そのあたりは備考欄にてご紹介しておきます。また、食器の種類(マドラー等)については詳しく触れておりませんので、営業スタイルに合わせて必要なものを必要な枚数各自で検討してみてください。

必要なもの 備考 チェック欄
調理台
シンク
コンロ
冷蔵庫
冷凍庫
製氷機
電子レンジ
食器(グラス・皿等)
調理器具
食器洗い機 客席数によっては不要
食器棚 食品棚とは別
洗剤・除菌用品
清掃用具(客席用とは別) デッキブラシ等
ゴミ箱 蓋付きのもの
厨房用エアコン スペースが狭い場合は不要
換気設備
排水設備 防鼠対策をした上で
炊飯器 飯類を提供しない場合は不要
食品保管用の棚 食器用とは別

客室スペース周り

客室スペース周りについては、例えばダーツを設置する場合で必要になってくるものもあります。また、スナックのようにカラオケを設置する場合も追加で必要になってくるでしょう。本項ではあくまで、「バー」という営業スタイルに最低限必要なものを紹介していますので、追加で必要なものは各自で検討してみましょう。

必要なもの 備考 チェック欄
エアコン 業務用のものが望ましい
照明 LEDが望ましい
テーブル 耐久性の高い業務用のもの
椅子 耐久性の高い業務用のもの
カウンター 耐久性の高い業務用のもの
看板
おしぼり
タオルウォーマー おしぼり用
電話・FAX FAXも発注用に必要
レジ タブレット端末でも可
陳列棚 お酒陳列用
清掃用品 厨房用のものとは別
コースター

会計・事務用

会計処理用のものは、タブレットレジを導入する場合やQR決済を導入する場合に不要になるもの、必要になるものが変わってきますが、ここではあくまでオーソドックスな会計(クレジットカードと現金のみの取扱)の場合でご紹介していきたいと思います。

必要なもの 備考 チェック欄
レジ 簡易的なもので十分
レジロール
クレジットカードリーダー
釣り銭トレー
会計用伝票 会計システムをオールデジタルにする場合は不要
伝票挟み
小型金庫
コインケース
電卓
パソコン タブレットで売上管理を行う場合は不要
手書き領収書 領収書発行用

以上が、バーの開業にあたって必要になる最低限のものです。

備品を選ぶ時の注意点

以下では、備品を選ぶ時に注意しておきたいポイントについてご紹介しておきます。

予めオペレーションを予測しておく

オペレーションというのは、従業員やお客様の動きのことです。例えばお客様からお酒のオーダーが入った時に従業員はどのようにそのドリンクを準備して、お客様の席に運ぶかということを検討した上で、必要になる備品を選ぶようにしておきたいです。

さもないと、設備や備品を導入してから不便をすることになり、買い換えることになってしまう可能性もあります。開業時は何かと資金が足りないため、こういった無駄な買い替えが発生しないように注意しておきましょう。

机や椅子は家庭用のものではまかなえない

よく費用が安いからという理由で客室用の机や椅子として家庭用のものを購入するオーナーもいらっしゃるようですが、家庭用のものは耐久面に難があるため必ず業務用の製品を購入するようにしましょう。家庭用のものは、人が何時間も座っていることを想定して設計されていないため、1ヶ月もせずに壊れてしまいます。

デザインや価格ももちろん気にするべきですが、耐久性を第一に考えましょう。お客様に怪我をさせてしまうことは絶対に避けるべきだからです。

事前に保健所に相談しておこう

特にゴミ箱などの衛生用品に関しては、保健所からの規定がある可能性があります。——例えば、「ゴミ蓋付きのものでなくてはならない」などといったものです。
この他にも食器棚と食品保管用の棚は分ける必要がある…など、地域によって保健所の厳しさやルールが異なるため、備品を買い揃える前に保健所に相談しておくことをおすすめします。購入してから営業許可が降りなかったのでは元も子もありませんからね。

電化製品は中古品を避けよう

開業時には資金不足のため、少しでも節約したいと考えてしまいがちです。このため中古品に手を出そうとしてしまう気持ちも分かります。しかし、中古品には保証がつかないことが多く、故障時に高額な修理費がかかってしまう可能性があるのです。また、新品で購入していれば撤去費用もかからないため、こういったランニングコストのことも考えれば中古で購入する場合も新品で購入する場合も費用はそこまで変わらないのです。

初期費用が安いというのはもちろん魅力的ですが、できるだけ中古品を避けたほうが良いでしょう。

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