法人向け回線と個人向け回線の違いとは?

法人向け回線と個人向け回線の違いとは?

目次

  1. 法人向け回線とは?
  2. 飲食店で利用する程度なら個人向け回線で十分
  3. おすすめの回線は?
    1. フレッツ光
    2. NURO光
    3. auひかり
  4. 個人向け回線で試すことができる

店舗だけでなく事務所についても、会社ではインターネット回線を契約することが不可欠になっています。事務作業にインターネット接続は必要でしょうし、店舗ではレジなどでの決済にインターネット回線を利用することも多くなっているからです。

こんなとき迷うのが、法人回線を契約するかどうかではないでしょうか。インターネット回線には、個人向け回線の他に法人向け回線があるからです。

さらに、とりあえず個人向けを契約すればいいのか、それとも最初から法人回線を契約する方がいいのか、メリットがあるのか、など多くの疑問が浮かぶかもしれません。

今回は、法人向けの回線と個人向けの回線ではどのような違いがあるのか、どちらを契約すべきなのか、を中心にみていきましょう。

法人向け回線とは?

そもそも法人向けの光回線は、会社にとって契約することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

もっとも特徴的なサービスといえば、IPアドレスが固定される点です。個人向けの光回線の場合、IPアドレスは固定されません。インターネットに接続するたびにアドレスが割り振られるので、同じになる場合はありますが、常に同じではないのです。

しかし、法人向け光回線の場合は、IPアドレスが固定されるサービスになっています。IPアドレスが固定されることで、いわゆるインターネット上の住所ができるのです。

そのため、本社だけでなく支店がある場合、ファイルを共有する、共通サーバーを利用する必要があるときに、IPアドレスが固定されていると便利になります。セキュリティ上、固定のIPアドレスからしかアクセスできないような設定にしておくほうが、都合が良いためです。

近年ではクラウドサービスなどを利用して、遠隔地でも共通のデータファイルを共有することが可能となっていますから、なおさらIPアドレスによる制限をかけておく必要があります。

また、法人向け回線は、領収書を発行してもらうことができるというメリットもあるのです。領収書は、法人の会計処理に使用します。個人向けの場合は、領収書が発行されなかったり、発行されるとしても費用がかかる場合があったりするのです。

他方、法人向け光回線の方が、個人向けに比べて高額になっているというデメリットがあります。そのため、IPアドレスが固定されていることで得られるメリットがあるかどうか、十分検討する必要があるでしょう。

飲食店で利用する程度なら個人向け回線で十分

飲食店で光回線を利用する場合は、個人向け回線を契約する方がお得な場合が多くなっています。なぜならば、個人向け回線の方が、利用料金を安く済ませることができると同時に、さまざまな割引サービスもあるためです。

さらに、法人向け光回線でも、個人向け光回線でも、回線の速度やその他のスペックは変わりがないとされています。そのため、領収書が絶対に必要といった場合や、IPアドレスが固定していないと不都合が生じるようなIT関係の会社でない限り、小規模でインターネット回線を利用する場合は、個人向けのサービスで十分だといえるのです。

おすすめの回線は?

それでは、どのような光回線がおすすめなのでしょうか。

フレッツ光

飲食店や物販店など接客業を営んでいる場合は、フレッツ光のオプションサービスである「ギガらくWi-Fi」が便利です。このオプションサービスを利用するためにフレッツ光を契約するのが王道ともいわれるほど。

1台のアクセスポイント端末で50個まで同時接続可能になっています。ただし、ギガらくWi-Fiは、法人向けのサービスです。

Wi-Fiは市販のルーターで飛ばすという場合は、光コラボで契約するのが、おすすめできます。料金が安くなる場合が多いためです。

NURO光

NURO光は、最大10Gbpsの超高速回線を実現しています。そのため、ストレスなくインターネット回線を利用することが可能になっているのです。利用する顧客に向けてWi-Fiルーターを利用してWi-Fiサービスを提供しても、混雑によるストレスは起こらないでしょう。

auひかり

auひかりは個人向けのサービスでも、IPアドレスが固定されているのが特徴です。そのため、無理に法人向け回線を契約する必要がなくなります。

個人向け回線で試すことができる

光回線などのインターネット接続サービスには、法人向けと個人向け回線があります。個人で店舗などを経営する場合、どちらを契約するか悩むかもしれません。法人向け回線の方が個人向け回線に比べて、利用料金がかかるからです。

この場合、大きな違いはIPアドレスが固定されるかどうかが挙げられます。そのため、IPアドレス固定が必要な場合でない限り、個人向け回線から始めることがおすすめです。

IPアドレス固定は、個人向けでもau光ならば可能になっています。

こうしたことから、契約サービスなども含めて検討して、契約するようにしましょう。

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