飲食店がやるべきSEO対策とは?

飲食店がやるべきSEO対策とは?

目次

  1. そもそもSEOとは
  2. 飲食店にSEOは必要か?
  3. 飲食店がやるべきSEO対策とは?
    1. トップページのタイトル
    2. 画像の代替えテキスト
    3. 構造化データマークアップ
    4. できるだけテキストを使う
  4. まとめ

この頃では「飲食店はネットで探す」という人が少なくありません。テレビや雑誌で紹介されていたから行くというよりも、自分なりに検索してヒットしたお店に足を運ぶという人が増えているのです。今やGoogleやYahoo!などの検索結果で上位になれるかどうかは、飲食店の命運を分けるといっても良いでしょう。そして、検索結果をある程度コントロールしたいならば大事になってくるのがSEO対策です。そもそもSEOとは何なのか、簡単にできるSEO対策にはどのようなものがあるのか解説します。

そもそもSEOとは

SEOとはSearch Engine Optimizationの略称で、直訳すれば「検索エンジン最適化」という意味になります。つまり、SEO対策とは、検索結果でできるだけ上位に表示されるように行うさまざまな工夫のことです。

最近ではキーワード検索をすると、最初に関連広告がいくつか並びます。こちらはリスティング広告というものですが、1クリックごとに課金されるシステムになっています。つまり、確実に上位に掲載されるもののコストがかかるのです。また「広告」と表示されるため、読み飛ばすユーザーも少なくありません。

一方、SEO対策はお金をかければ確実に上位になれるという保証はありません。しかし、コストをかけずに高い集客効果を上げることも可能です。何よりも自社ホームページならば「どうせ広告」と、ユーザーに無視されることもありません。

飲食店にSEOは必要か?

たとえば「今日の夜は渋谷あたりで飲みたい」と思ったら「渋谷+バー」で検索して上位に出てきたお店に行くというライフスタイルが浸透しています。「地域名+飲食店の種類」で上位表示されるようにSEO対策を講じるというのは飲食店必須といっても過言ではありません。

ただし「地域名+飲食店の種類」では、食べログ、ぐるなびなどの大手グルメサイトがどうしてもトップになってしまいます。こういったグルメサイト経由で予約をもらっても手数料をとられるのが痛いところです。「大手グルメサイトよりも自社サイトをまず見る」というユーザーも少なくないものです。自社サイトからの予約ならば手数料も発生しません。検索結果1位にはなれなくても、1ページ目の上位に表示されれば、十分集客効果を期待できます。「地域名+飲食店の種類」に合わせて「店舗名」のSEO対策も行えば理想的です。

飲食店がやるべきSEO対策とは?

飲食店におすすめのSEO対策としては、具体的には次のような点に注意しましょう。

トップページのタイトル

トップページのタイトルには必ず地域名とユーザーが検索しそうなキーワードを入れましょう。「新宿のショットバー○○○」のように店舗名とつなげてキャッチコピーのようにするのが効果的です。

画像の代替えテキスト

代替えテキストとは、画像などのコンテンツを文字で描写したものです。ホームページ上に表れることはありませんが、alt=”店舗名”のようにソースコード上に表示されます。検索エンジンは画像を認識することができませんので、ソースコードを読み込むことで認識しています。また、サイトができて間もない頃にはaltタグのようなHTMLのマークアップによってサイトを評価する傾向にあるとも言われています。このため、代替えテキストを設定しておくことで上位表示される可能性が高くなります。

また、画像検索での上位表示もねらえるようになります。飲食店の場合は、「どのような料理が出るのか写真で見たい」と考えているユーザーも多いので、画像検索で上位表示されていることもSEO集客でとても大切なことです。

構造化データマークアップ

構造化データマークアップとは、店舗名、地域、電話番号などを検索エンジンにわかりやすいように紐付けて伝えていくことです。例えば、当サイト「開業の達人」は人間が見れば「開業の達人とはサイト名なのだろう」と認識することができますが、検索エンジンはそれを認識することができません。もしかしたらお店の名前かもしれないし、会社名かもしれないですよね。構造化マークアップとは、この曖昧さを検索エンジンに適切に伝えるための手段だと考えてください。

マークアップをしておくことで何かいいことがあるかというと、Google検索画面上で目立つように表示される可能性が高くなります。この目立つ検索結果のことをリッチスニペットといいます。具体的には以下の画像のようなものです。

リッチスニペット

このように目立つ位置に掲載することができれば、クリックされる可能性も高まり、お店のページの宣伝効果も高まるのです。

できるだけテキストを使う

先程もご紹介した通り、Googleは細かく画像を認識できません。ユーザーがわかりやすいように画像を使用するのは良いことですが、できるだけテキストを併用してください。

例えば、お店のメニューは、写真と共にテキストで記載するほうが良いでしょう。確かに画像で100円ということを伝えることもできますが、検索エンジンに認識してもらわなければ、「このページにはメニューと料金が記載されている」と理解してもらうことができない可能性があるためです。

まとめ

SEO対策というのは楽なものではありません。なぜならば、検索エンジンのアルゴリズムはつねに修正が加えられるからです。ある時に検索上位だったホームページでも、しばらくしたら2ページ目以降に落ちてしまった……ということは十分に考えられます。定期的に対策を変えていく必要があるといえるでしょう。それでもSEO対策には、お店の知名度アップ、コストをかけない集客などさまざまなメリットがあります。ぜひ、自社ホームページのSEO対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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