店舗内の画像をGoogleストリートビューに掲載する方法

店舗内の画像をGoogleストリートビューに掲載する方法

目次

  1. ストリートビュー屋内版を導入する方法
    1. 1. GoogleMapに登録する
    2. 2. 店内を撮影する
    3. 3. 画像を編集・加工する
    4. 4. 公開
  2. Google認定のフォトグラファーとは?
  3. 外注すると費用はどれくらいかかる?
  4. まとめ

Googleストリートビューといえば、Googleで位置情報を検索したときにそこに至るまでの道程や周辺の施設情報を見渡すことができるサービスです。実は、このストリートビューに屋内版があることをご存知でしたか?

実はレストランやサロン、学校などの屋内の情報をGoogleMap上に乗せることができるのです。お店や企業に対する情報検索のうち 44%で地図サービスが利用される現代において、Googleストリートビューの屋内版を導入すると様々なメリットが挙げられます。

では、何をすれば導入することができるのでしょうか?

ストリートビュー屋内版を導入する方法

1. GoogleMapに登録する

GoogleストリートビューはGoogleMapの一部の機能ですから、まずはGoogleMapがなければ始まりません。ということで、GoogleMapを導入しましょう。

詳しい導入の方法は割愛しますが、詳しくは別記事で解説しておりますのでまだ登録が住んでいない場合はチェックしてみてください。

2. 店内を撮影する

次に店内の撮影を行うのですが、撮影は皆さんのスマートフォンやお持ちのデジタルカメラでサクッとできるものではありません。なぜなら、ストリートビューは写真を投稿すればすぐに反映されるものではなく、Googleが定める画像の公開要件を満たしている必要があり、それが認定されて初めてストリートビューが導入されるからです。

Googleが公開している認定要件には、以下のようなものがあります。

画質に関する要件
7.5 メガピクセル以上(3,840 x 1,920 ピクセル)
アスペクト比 2:1
水平線付近に画像の隙間がない
貼りあわせに著しいずれがない
明るい部分も暗い部分も十分に細部を判別できる
鮮明さ(手ぶれや被写体ぶれがなく、ピントが合っている)
閲覧を妨げるようなエフェクトやフィルタが追加されていない
連結性に関する認定要件
360° 写真を連結する際はすべて視界が開けていること
撮影間隔は屋内では 1 メートル、屋外では 3 メートルごとが目安
後で Google が画像を連結できるよう、撮影範囲を道路まで広げておく

適切さに関する認定要件
人や場所を表示する場合は許可を取る
地理的に正確な位置に配置する
コンピュータで生成された箇所を含んでいない
帰属情報の表示は下端部分に収める
攻撃的または違法なコンテンツを含んでいない
セールスおよびブランディングのガイドラインの遵守

かなり複雑ですよね。この要件を満たすカメラを探すだけで日が暮れてしまいそうです……。でもご安心ください、Googleでは公式サイト上で公式で使用しているカメラの貸出や認定要件を満たすカメラの紹介を行っています。詳しくは
公式サイトをチェックしてみてください。

3. 画像を編集・加工する

次に撮影した画像を360度写真にするために配置・編集・加工します。この編集作業も、Googleが認定要件を満たすソフトウェアを公式サイトで公開していますが、これらは全て英語のソフトウェアになります。

4. 公開

編集・加工を行ってGoogleのチェックから認められればいよいよ公開となります。

Google認定のフォトグラファーとは?

さて、ここまでご覧いただいて、Googleストリートビュー(屋内版)を導入するためには結構大変であることがお分かりいただけたと思います。専用の機材が必要で、撮影の技術が必要で、Googleが定める要件を満たしている必要があり、さらに画像をつなぎあわせて編集するスキルも必要……。なかなか大変です。

このため、Googleストリートビュー(屋内版)を導入する店舗の多くは、Google認定のフォトグラファーに依頼を行い、撮影や編集作業を代行してもらうことが多いです。

Google認定のフォトグラファーとは、Googleから承認された360° 写真の公開が 50 枚に達すると得ることができる認定バッジを持つフォトグラファーのことです。要するに、Googleストリートビューを撮影するためのプロフェッショナルとしてGoogleから認定を受けた人たちです。Google認定のフォトグラファーは全国各所様々なところに存在しており、中には法人として認定されている団体もあります。

彼らに依頼を行えば、カメラのスペックや認定要件など余計なことは気にせず、ただ撮影をしてもらうだけでストリートビューに導入してもらうことができるので、自分たちで1から勉強してストリートビューを導入するのに比べて圧倒的に楽なのです。

Google認定のフォトグラファーはGoogleの公式サイトから見つけることができます。

外注すると費用はどれくらいかかる?

さて、Google認定のフォトグラファーに依頼するとなると、それなりに費用が必要になります。ただ、Googleは特に料金に規制をかけているわけではないので、依頼する法人や個人によって料金は異なります。

撮影する広さや場所によっても異なりますが、相場としてはだいたい3万円~10万円程度であることが多いです。

まとめ

Googleストリートビュー(屋内版)を導入するためには様々な知識やスキルを身に付ける必要があるため、多くの場合はGoogle認定のフォトグラファーに依頼するのが普通です。

プロに依頼することになるので費用は発生しますが、Googleストリートビューは月額費用が発生するものではありませんし、高い集客効果を長期間にわたって期待できるものなので、これを機に導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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この記事でわかること
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