GoogleMapに登録したらやっておきたいMEO対策

GoogleMapに登録したらやっておきたいMEO対策

目次

  1. 基本的なMEOの考え方を理解しよう
  2. ユーザーが求める検索結果って?
    1. 1.情報が正確であること
    2. 2.情報が豊富であること
    3. 3.情報が誰にでもわかりやすいこと
  3. GoogleMapに登録したらやっておきたいMEO対策
    1. カテゴリは詳細に、確実に設定する
    2. 写真を投稿する
    3. 口コミを投稿してもらう
    4. 口コミを管理する
  4. まとめ

GoogleMapによる集客効果を高めるためには、MEO対策というものが必須です。MEO対策とは”Map Engine Optimization”の略で直訳すると「地図検索エンジン最適化」のことですが、具体的にはどのようなことをするものなのでしょうか?

本頁では、GoogleMap登録後すぐに実践できるMEO対策についていくつかご紹介していきたいと思います。

基本的なMEOの考え方を理解しよう

Googleマップ上で、例えば「北海道+海鮮丼」のように地域名とサービス内容を含む検索をしたときに店舗が表示されますよね。
これの上位表示を狙うことがMEO対策といいます。GoogleマップにはGoogleマイビジネスに登録した店舗の情報が表示されるため、Googleマイビジネス対策することが必須となります。海外ではすでに集客方法として主流になっていますが、日本ではしっかり対策できている方は少ないです。
インターネット上でMEOについて検索すると、色々なことが出てきますね。
「口コミは大事」だとか、「Googleに評価される必要がある」というものがそれです。当サイトに色々調べてからたどり着いた皆様の中に、「内容を調べれば調べるほど分からなくなる」という不満を抱えていらっしゃる方も少なくはないでしょう。
しかし、難しく考える必要はありません。MEOの基本的な考え方は「ユーザーが知りたいことに対して120%の回答をすること」だけなのです。

これを理解するためにはGoogleの基本理念を知っておく必要があります。

Googleは、10の理念を持っており、これに従って事業サービスをより良いものに日々改良していっています。さて、Googleが掲げる10の理念は以下の通り。

1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2.1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3.遅いより速いほうがいい。
4.ウェブ上の民主主義は機能する。
5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6.悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7.世の中にはまだまだ情報があふれている。
8.情報のニーズはすべての国境を越える。
9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10.「すばらしい」では足りない。
Google が掲げる 10 の事実

この中でもGoogleからの集客効果を期待する私達が特に重要視するべきポイントは、「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」ということです。MEOでもSEOでも初心者が陥りがちな失敗はGoogleからの評価を気にしすぎることに起因しますが、本来はユーザーの方を向いていて然るべきなのです。

初心者がMEOに取り組むとGoogleを敵視して「なぜ評価してくれないんだ…! 」と考えてしまいがちですが、Googleは別に皆さんを敵に回したいわけではありません。Googleはユーザーにより良い検索結果を提供したいと考えているだけなのです。つまり、ユーザーの方を見ていればGoogleは皆さんの味方になって自然と高い評価をしてくれるのです。

逆にGoogleの方ばかり見て、MEO対策をしていると、「検索エンジンを騙して上位にのし上がろう」などという考え方をしてしまいます。しかし冷静になって考えてみてください。そんな小手先のMEO対策をGoogleに所属する世界トップクラスのエンジニア達が許してくれるでしょうか? いや、許してくれません。

検索エンジンを騙そうなどという良からぬ行為を働くと、Googleはそのユーザーにペナルティを与えます。ペナルティを与えられると検索結果に表示されなくなったり、アカウントが凍結されてしまうこともありますので、注意しましょう。

ユーザーが求める検索結果って?

さて、それではユーザーが求める検索結果とは一体どのようなものなのでしょうか?一部ではありますが、代表的なものを以下でご紹介していきたいと思います。

1.情報が正確であること

第一に求められることは、検索結果が正しい情報であることです。例えば、お店の住所が間違っていて、Googleを利用してもユーザーがお店にたどり着けなかった場合、ユーザーも嬉しくないですし、Googleもユーザーから嫌われてしまいます。不正確な情報というのは、Googleの理念から逸脱するものです。

2.情報が豊富であること

質問に対して50%の回答をしてくれる人と、120%の回答をしてくれる人のどちらに質問したいでしょうか。当然、120%の回答をしてくれる人に質問したいと感じるはずです。

例えば「MEOとはなんですか? 」という質問に対して「MEOとはMap Engine Optimizationの略です。」とだけ回答されるよりも、「MEOとは何なのか、MEO対策とはどのようにするものなのか……」と回答してくれる人に質問したくなりますよね?

Googleは検索ユーザーに対して回答者を紹介するプラットフォームのようなものですから、当然120%の回答を与える人を優遇します。

3.情報が誰にでもわかりやすいこと

わかりやすさというのも大事な要素です。質問に対する回答は誰にでも分かりやすい必要があります。例えば、一言で「人間」と言えば良いものを「水素分子60%、炭素分子10%、酸素分子25%、窒素分子2%、その他リンやカルシウムなどの分子3%でできている生命体」と表現するのは長いし専門的だし、非常にわかりにくいですよね?

ある特定の人にしか分からない言葉を使うのではなく、誰にでも分かりやすく理解できる情報であることも重要な要素です。

GoogleMapに登録したらやっておきたいMEO対策

それでは、上記を踏まえた上でMEO対策についていくつかの手法をご紹介していきたいと思います。

カテゴリは詳細に、確実に設定する

GoogleMapでは、カテゴリを設定することができます。そして複数のサービスを提供している場合は「追加カテゴリ」として設定することができます。このカテゴリはより詳細に設定するほうが良いです。なぜなら、ユーザーは詳細なカテゴリを知りたいからです。

例えば、文房具店を営んでいる場合、本来なら「文房具店」として登録するべきなのですが、「それよりも日用品店のほうが需要は高そうだ」と考えて「日用品店」と登録するのはNGです。日用品店だと思って来店してみれば文房具店だったなんてことがあってはこれほど迷惑なことはありません。

カテゴリの選択は提供しているサービスにより近いものをより詳細に選択するようにしましょう。

写真を投稿する

GoogleMapでは入力することができる情報は限られています。その中で唯一増やすことができるのは、写真と口コミです。口コミについては後述しますが、写真も非常に重要な要素です。ユーザーは来店する前に店内の雰囲気や飲食店ならどんな料理が出てくるかということを気にしています。このような検索ニーズに応えられるのは画像です。

Googleはその画像がどんなものなのかを理解することはできませんが、ユーザーがどの画像に興味を持っているかということを分析しています。このため、よく見られる画像は「質の高いコンテンツ」と見なされますし、全く関係がない画像は「適切でない画像」と判別することができます。

どの写真があればユーザーは満足してくれるのかをよく吟味して投稿するようにしましょう。

口コミを投稿してもらう

GoogleMapではユーザーが自由に口コミを投稿できるようになっています。口コミは検索ユーザーが利用者の意見として参考にする価値の高い情報です。口コミを投稿してもらうことでより正確な情報がユーザーに伝わり、検索ユーザーの満足度を高めることができるのです。

例えば、SNSやHP上で口コミが投稿できることをユーザーに知らせるなどして口コミを投稿してもらいましょう。

口コミを管理する

ビジネスオーナーはこの口コミに対して返信することができて、さらに不適切な口コミを削除要請することもできます。口コミへの返信はうまく活用すれば信頼関係を醸成することもできます。

また、不適切な口コミの投稿は削除要請するようにしましょう。不適切な口コミはGoogleのガイドラインによると以下のようなものだと定義されています。

・スパムと虚偽のコンテンツ
・関連性のないコンテンツ
・制限されているコンテンツ
・違法なコンテンツ
・露骨な性的コンテンツ
・不適切なコンテンツ
・危険なコンテンツおよび中傷的なコンテンツ
・なりすまし
・利害に関する問題
禁止および制限されているコンテンツ

上記に当てはまるコンテンツは削除要請して受け入れられるコンテンツになります。ただし、お店にとって都合の悪い口コミを削除しようとしてはいけません。

例えば「料理が出てくるまでの時間が遅い」とか「接客のレベルが低い」という口コミは、できればオーナーとしては表示したくない口コミだと思います。しかし、こういった口コミは削除して隠すのではなく、真摯に受け止めて改善策を検討しましょう。ユーザーは良い口コミと悪い口コミの両方を見たいと考えているはずです。

こういった口コミに対しては、「従業員を1名増やすことで善処します」などと返信することで後から見るユーザーに対して「今は改善されているのだ」と印象を与えることができます。「客の要望に答える真摯な姿勢を持った良いお店だ」と良い印象を与えるチャンスになるかもしれません。

もちろん、言うだけではなくて実際に改善策を実施する必要がありますが、悪い口コミも対処次第で有効活用できるということを理解しておきましょう。

まとめ

MEOの基本は「ユーザーが何を知りたいか」ということを知ってそれに応えることです。もちろん、ユーザーのこともGoogleのことも騙そうなどと思ってはいけません。Googleは世界中の優秀なエンジニアを抱える超巨大企業です。その優秀なエンジニア達が、そういった不正を見逃すはずがありません。

もし検索エンジンやユーザーを騙そうなどと思いそれを実行すれば、Googleからペナルティを食らうことになります。ペナルティ対象になれば、二度と上位表示されなくなることもありますので、MEO対策は慎重に行いましょう。

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